【2026年】インフルエンザワクチンはいつ打つ?接種時期・フルミスト・副反応を看護師が解説

※画像は、秋のインフルエンザワクチン接種をイメージしてAIで作成したものです。実際の医療機関や接種スケジュールを示すものではありません。

※本記事は2026年9月22日時点の厚生労働省、国立健康危機管理研究機構(JIHS)、PMDAなどの公開情報をもとに作成しています。接種開始時期、費用、予約方法、取り扱うワクチンは自治体・医療機関によって異なります。

こんにちは、看護師のニシユウです。

秋になると「インフルエンザワクチンはいつ打てばよいの?」という相談が増えてきます。

インフルエンザワクチンは、接種したその日から十分な効果が期待できるわけではありません。一方で、流行時期は年や地域によって変わるため、単純に「遅く打つほどよい」というものでもありません。

今回は2026年秋冬に向けた接種時期、子どもの2回接種、経鼻弱毒生ワクチン(フルミスト)、副反応や受診の目安について解説します。

1. インフルエンザワクチンはいつ打つ?

免疫が得られるまでの目安は約2週間

ワクチン接種後、十分な免疫が得られるまでには一般に約2週間かかるとされています。

一般的には12月中旬までの接種を検討

厚生労働省は、日本では例年12月~3月頃にインフルエンザが流行し、1月末~3月上旬頃にピークを迎えることが多いため、12月中旬までに接種を終えることが望ましいとしています。

ただし2026年は、三重県でも9月上旬から流行入りしており、地域の流行状況や予約枠を踏まえて早めの接種を検討することもあります。

接種時期と回数の一般的な目安

対象 不活化ワクチンの回数 ポイント
生後6か月以上13歳未満 2回 およそ2~4週間あけて接種します。2回目まで完了できるよう早めに計画します。
13歳以上 通常1回 添付文書上は1回または2回ですが、通常は1回接種です。
高齢者など 通常1回 体調や持病などを踏まえ医師と相談します。
2026年度の高用量インフルエンザワクチンについて
75歳以上を対象とした高用量インフルエンザワクチンの定期接種化が検討されていましたが、製造・供給上の事情から、2026年度からの導入は見送られました。通常の標準量インフルエンザHAワクチンによる定期接種は従来どおり行われます。
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2026年度の新型コロナワクチンも10月から定期接種が行われます。対象者、費用、インフルエンザワクチンとの同時接種について詳しく解説しています。

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2. 皮下注射と経鼻弱毒生ワクチン「フルミスト」の違い

比較項目 皮下注射 フルミスト
種類 不活化ワクチン 弱毒生ワクチン
接種方法 腕への皮下注射 両方の鼻腔へ噴霧
対象年齢 生後6か月以上 2歳以上19歳未満
接種回数 13歳未満2回、13歳以上通常1回 1回
主な副反応 接種部位の痛み・赤み・腫れ、発熱、だるさなど 鼻水、鼻づまり、咳、のどの痛み、発熱など

フルミストは注射を使わず1回で完了するため、注射が苦手な子どもにとって選択肢になります。

ただし生ワクチンのため、妊娠中、免疫機能に異常がある方、免疫抑制治療中などでは使用できない場合があります。喘息、アレルギー歴、けいれん歴なども含め、接種前に医師へ伝えてください。

3. 接種当日の注意点

接種前

  • 発熱や明らかな体調不良がないか確認する
  • 持病や現在の治療薬を予診票へ記載する
  • 過去のワクチン接種後の症状やアレルギー歴を伝える

入浴・運動・飲酒

  • 入浴:体調が良ければ可能です。接種部位を強くこすらないようにします。
  • 運動:接種当日は激しい運動を避けます。
  • 飲酒:大量の飲酒は避けましょう。

4. 副反応と受診の目安

家庭で経過を見られることが多い症状

  • 注射部位の軽い赤み・腫れ・痛み
  • 軽い発熱、だるさ、頭痛
  • フルミスト後の軽い鼻水・鼻づまり・咳

早めに医療機関へ相談したい症状

  • 高熱が続く
  • 水分が十分に取れない
  • ぐったりしている
  • 接種部位の腫れや痛みが広範囲に広がり悪化する
  • 強い頭痛、脱力、しびれなどがある
  • 症状が数日たっても改善しない、または悪化する

119番を考える症状

  • 息苦しい、ゼーゼーする、喉が詰まる感じがある
  • 顔・唇・舌などが急に腫れる
  • 全身のじんましんと呼吸症状などが同時に現れる
  • 意識がおかしい、呼びかけても反応しない

これらは重いアレルギー反応などの可能性があるため、緊急性が高い場合は119番通報してください。

5. ワクチンだけで感染を完全に防ぐことはできない

インフルエンザワクチンには、発症を一定程度抑えたり、重症化を予防したりする効果が期待されていますが、感染・発症を100%防ぐものではありません。

流行期には手洗い、咳エチケット、換気、体調不良時の休養なども組み合わせましょう。

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家族がインフルエンザになった場合の家庭内感染対策、自宅療養中の観察ポイント、子どもの異常行動、登校再開の基準などを詳しく整理しています。

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まとめ

インフルエンザワクチンは、流行前に接種を終えられるよう計画することが大切です。

  • 一般的には12月中旬までの接種が目安
  • 13歳未満の不活化ワクチンは原則2回
  • フルミストは2歳以上19歳未満で1回接種
  • ワクチンを接種しても感染を完全に防げるわけではない
  • 持病や治療内容によっては接種方法が異なるため医師へ相談する

※本記事は一般的な医療・健康情報を提供するもので、個別の診断や接種可否を判断するものではありません。

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