【EICMA 2026】ホンダ新型アフリカツイン・ADV125・V3R 900発表!注目の新技術と日本発売の可能性

※画像はAI生成によるイメージです。実際の車両デザインや仕様を正確に再現したものではありません。

公開:2026年11月3日|NISHIYUUブログ

2026年11月3日、イタリア・ミラノで開催される 世界的なモーターサイクルショー 「EICMA 2026」で、 ホンダが注目の新型バイクを発表しました!

今回、特に注目したいのは、 フルモデルチェンジを果たした 「CRF1150L Africa Twin」、 新型アドベンチャースクーター 「ADV125」、 そして電子制御過給機を搭載する 「V3R 900 E-Compressor」 の3車種です。

大型アドベンチャーから125ccスクーター、 さらには新しいエンジン技術を採用した市販予定車まで、 今回のホンダの発表は非常に幅広い内容となっています。

個人的には、電子制御過給機を採用する V3R 900 E-Compressorが気になるところ。 一方、日常で使うことを考えると、 ADV125もかなり魅力的な存在に感じます。

そこで今回はHonda公式ニュースリリースを基に、 3車種の特徴や技術的な注目ポイント、 日本国内での発売情報を詳しく整理していきます。

なお、発表モデルによって 「世界初公開」「欧州向けモデル」「市販予定車」 という位置づけが異なります。

EICMAで発表されたからといって、 日本での販売が決まったわけではありません。

この記事のポイント
  • 新型アフリカツインは排気量1,131ccに拡大
  • Adventure Sportsには先進安全支援技術を採用
  • 新型ADV125はeSP+エンジンと5インチTFTを搭載
  • V3R 900は電子制御過給機を搭載する市販予定車
  • 3車種とも日本国内の発売日・価格は未発表

EICMA 2026でホンダが新型モデルを一挙発表!

EICMAは、イタリア・ミラノで開催される 世界的なモーターサイクルショーです。

2026年の日程は、 プレスデーが11月3日~4日、 一般公開が11月5日~8日となっています。

ホンダは今回、2027年の欧州市場向けモデルや、 今後の市販化を見据えたモデル、 コンセプトモデルなどを出展しました。

注目したいのは、 従来モデルの性能向上だけではなく、 安全運転支援、電子制御過給機、 スマートフォン連携など、 新しい技術が積極的に採用されている点です。

モデル 今回の発表段階 主な注目点
CRF1150L Africa Twin 2027年モデルを世界初公開 全面刷新・排気量拡大・低重心化
ADV125 欧州向け新型モデル 125cc eSP+・5インチTFT
V3R 900 E-Compressor 市販予定車 電子制御過給機付きV型3気筒

新型CRF1150L Africa Twin|1,131ccへ進化!

まず注目したいのが、 フルモデルチェンジした CRF1150L Africa Twinシリーズです。

従来のCRF1100L Africa Twinから 排気量を拡大するとともに、 車体の軽量化や低重心化を進め、 扱いやすさと走行性能の両立を目指しています。

新型エンジンの主なスペック

項目公式発表値
エンジン水冷4ストロークOHC 4バルブ直列2気筒
総排気量1,131cc
最高出力87.5kW / 7,500rpm
最大トルク119N・m / 5,750rpm
ライディングモード6種類

排気量拡大だけでなく、 圧縮比や吸排気系、ギア比なども見直され、 加速性能とクルージング性能の向上が図られています。

また、新設計のフレームとスイングアームによって、 先代モデルから1.4kgの軽量化を実現したと発表されています。

これは車両全体が一律に1.4kg軽くなったという意味ではなく、 フレーム・スイングアームに関する説明です。 車両重量については仕様ごとの確認が必要になります。

注目は燃料タンクの分割による低重心化

今回、個人的に面白いと感じたのが 燃料タンクのレイアウト変更です。

従来のタンク配置を見直し、 燃料タンクを分割して一部をシート下へ配置。 これによって車体の低重心化を図っています。

大型アドベンチャーバイクでは、 取り回しや低速走行時の扱いやすさが 購入を考えるうえで重要なポイントになります。

もちろん、低重心化だけで 取り回しの良さが決まるわけではありません。

実際には車両重量や重心位置、 ハンドルの切れ角、シート高なども関係します。

ただ、従来の大きな車体をさらに扱いやすくするために、 燃料タンクの配置まで見直したことは 今回の大きな進化と言えそうです。

3タイプで選べる新型アフリカツイン

CRF1150L Africa Twin

オフロード性能とツーリング性能の両立を目指した スタンダードモデルです。

電動アジャストスクリーンや 電子制御サスペンション「SHOWA EERA」、 Hondaスマートキーなどの装備が紹介されています。

CRF1150L Africa Twin Adventure Sports

長距離ツーリングでの快適性を重視したモデル。

24Lの大型燃料タンク、 19インチフロントホイール、 大型ウインドスクリーンなどを採用しています。

さらにDCTモデルには、 先進安全運転支援システム 「Honda SENSING RIDE」が設定されます。

CRF1150L Africa Twin Enduro Sports

今回、新たに追加されたオフロード重視のモデルです。

ダカールラリー参戦モデル「CRF450 RALLY」譲りの フロントサスペンションや専用デザインを採用しています。

本格的な未舗装路での走破性を重視するライダーには、 気になる新バリエーションではないでしょうか。

Honda SENSING RIDEにも注目

Adventure SportsのDCTモデル向けには、 新たな先進安全運転支援システム 「Honda SENSING RIDE」が設定されています。

車体前後のミリ波レーダーを利用して、 車間距離の維持や衝突警告、 ブレーキ操作の支援などを行う技術です。

ただし、今回の機能は自動運転ではなく、 ライダーの操作や安全確認を支援するものです。

新型ADV125登場!125ccアドベンチャースクーター

続いて紹介するのが、 欧州市場向けに発表された 新型ADV125です。

ホンダのX-ADVやADV350が持つ 個性的なスタイルとアドベンチャーの雰囲気を、 125ccクラスに凝縮したコミューターとして紹介されています。

個人的には、このADV125が日本へ導入されるのか 非常に気になるところです。

125ccクラスであれば、 通勤・通学などの日常利用にも向いていますし、 普段使いを重視するライダーにも 選択肢が広がりそうです。

eSP+エンジンを搭載

ADV125には排気量125ccの 「eSP+」エンジンが採用されています。

ホンダは俊敏なレスポンスと燃費性能の両立を特徴としており、 毎日の移動を意識したパワーユニットとなっています。

ただし、今回参照した公式出展概要には、 最高出力や最大トルク、WMTCモード燃費などの 具体的な数値は記載されていません。

これらは詳細な仕様の発表を待ちたいところです。

5インチTFTとHonda RoadSyncを採用

装備面では、新開発の5インチフルカラーTFTディスプレイと、 Honda RoadSyncによるスマートフォン連携が特徴です。

スマートフォンと車両を連携させることで、 対応する機能を車両側から利用できる仕組みです。

ただし、具体的な利用可能機能は スマートフォンやアプリ、販売地域によって 異なる可能性があります。

日本仕様が導入される場合も、 国内向けの装備内容を確認する必要があります。

日本に来たら気になるポイント

  • 国内販売価格はいくらになるのか
  • シート高と足つき性はどうか
  • シート下の収納容量は十分か
  • 日常使用での燃費はどの程度か
  • ADVらしいデザインと街乗り性能の両立

このあたりは、実際に購入を検討するうえで 重要なポイントになりそうです。

免許区分について

欧州公式発表では、ADV125を欧州の A1ライセンスで運転できるモデルと説明しています。

ただし、欧州A1ライセンスと日本の免許制度は別です。 日本で125ccクラスの車両を運転するには、 国内で認められた適切な二輪免許が必要になります。

125ccだからといって、 一般的な原付免許だけで運転できるわけではありません。

V3R 900 E-Compressor|電子制御過給機付きV型3気筒!

そして、今回の発表の中でも 技術的にかなり面白いと感じたのが V3R 900 E-Compressorです。

ホンダ独自のV型3気筒エンジンに、 電子制御過給機を組み合わせた市販予定車として EICMA 2026に出展されました。

ホンダは二輪車として世界初となる 電子制御過給機の採用を発表しています。

ただし「世界初」という表現は、 ホンダが示した技術の範囲と条件に基づくものです。 過給機を搭載したバイクそのものが 史上初という意味ではありません。

電子制御過給機とは?

過給機とは、エンジンに送り込む空気を圧縮し、 より多くの空気を燃焼室へ供給する装置です。

一般的にターボチャージャーは排気ガスを利用し、 機械式スーパーチャージャーは エンジンの回転力などを利用して駆動します。

今回のV3R 900は、 Hondaが独自開発した電子制御過給機を搭載する点が特徴です。

ただし、制御機構の具体的な構造や 出力特性などについては、 今回の資料から断定できない部分もあります。

そのため、従来のターボや 機械式スーパーチャージャーと比較して どのような特性を実現するのかは、 今後の詳細発表が楽しみです。

デザインと装備も独創的

V3R 900 E-Compressorは、 左右非対称の独創的なデザインを採用しています。

さらに、燃料タンク、エキゾーストパイプ、 マフラーにはチタン素材が使用されています。

進化したHonda RoadSyncを採用し、 HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の改善や、 AIを活用した音声操作機能なども紹介されています。

ここまで見ると、 単に新しいエンジンを搭載したモデルではなく、 車両全体で次世代のライディング体験を 目指していることがうかがえます。

市販予定車と市販モデルは違う

ここで注意したいのが、 今回のV3R 900は 「市販予定車(Planned Production Model)」 として紹介されている点です。

これは市販化を見据えたモデルですが、 発売時期や価格、販売地域、 最終的な仕様まで確定したことを意味しません。

2026年11月3日時点で未確認の情報
  • 日本での正式発売
  • 国内販売価格
  • 発売日
  • 市販仕様の最高出力・最大トルク
  • 国内仕様の装備内容

900という車名だけから、 最終的な排気量を断定することも避けたいところです。 詳細スペックはHondaの続報を確認する必要があります。

新型アフリカツイン・ADV125・V3R 900を比較

今回の3車種は、排気量も目的も大きく異なります。

それぞれの特徴を整理すると、 ホンダが目指している方向性の違いが見えてきます。

比較項目 アフリカツイン ADV125 V3R 900
カテゴリー 大型アドベンチャー 125ccコミューター 新世代スポーツ系市販予定車
エンジン 1,131cc直列2気筒 125cc eSP+ 電子制御過給機付きV型3気筒
主な特徴 低重心化・走行性能・安全支援 実用性・TFT・スマホ連携 新型パワーユニット・先進HMI
今回の位置づけ 2027年モデル発表 欧州向け新型車 市販予定車
国内発売 未発表 未発表 未発表

長距離ツーリングを楽しみたいならアフリカツイン、 普段使いを重視するならADV125、 新しいエンジン技術に興味があるならV3R 900。

今回の発表は、 ホンダが幅広いライダーに向けて それぞれ異なる魅力を提案していることが分かります。

日本国内への導入は?発売日・価格を整理

今回の発表を見て、 最も気になるのが日本国内への導入でしょう。

しかし、2026年11月3日時点で確認した Honda公式発表では、 3車種の日本向け発売日や価格は 明らかになっていません。

CRF1150L Africa Twinの国内導入

従来のAfrica Twinシリーズは 日本でも販売されてきたモデルです。

そのため、新型CRF1150Lについても 国内導入を期待したくなります。

ただし、従来モデルの販売実績があるからといって、 新型が必ず日本で発売されるとは限りません。

特にAdventure SportsのHonda SENSING RIDE仕様や 新設定のEnduro Sportsについては、 国内向けラインアップがどうなるか注目です。

ADV125の国内導入

ADV125は欧州向けモデルとして発表されています。

日本の125cc市場でも魅力的な選択肢になりそうですが、 現時点で日本販売は決定していません。

価格や装備、車体サイズなどの詳細情報が 国内向けに公表されるかどうか、 今後の動向を確認したいところです。

V3R 900の国内導入

V3R 900は市販予定車という段階です。

日本での発売だけでなく、 販売地域や時期についても 今後の発表を待つ必要があります。

現段階で具体的な価格や発売年を予想しても、 根拠の薄い情報になってしまいます。

国内導入情報の結論

3車種とも魅力的ですが、 2026年11月3日時点では 日本発売が正式決定したとは確認できません。

今後、Hondaの国内向けニュースリリースや 正式な製品情報が公開され次第、 具体的な仕様や価格を確認していきたいと思います。

EICMA 2026ではほかにも注目モデルが登場

今回のホンダの出展は、 この3車種だけではありません。

CBR1000RR-R FIREBLADEシリーズ

フルモデルチェンジした CBR1000RR-R FIREBLADEシリーズも世界初公開されました。

新たに「HRC WORKS EDITION」を追加し、 フレームやスイングアームなど、 車両の約75%の部品を新規設計しています。

Hondaの量産二輪車として初めて 2段可変エアファンネルを採用した点も注目です。

CBR500R FOUR

新型CBR500R FOURは欧州で初公開されました。

4気筒エンジンモデルの伝統と Honda E-Clutchを組み合わせた ミドルクラスのスポーツモデルです。

Honda RN0

さらに、電動アシストマウンテンバイク 「Honda RN0」も世界初公開されました。

Hondaが二輪車で培った技術と e-MTBの技術を組み合わせたモデルです。

内燃機関車だけでなく、 電動アシスト車両まで展開している点も 今回のホンダブースの面白さと言えそうです。

よくある質問

Q.新型アフリカツインは日本でも発売されますか?

2026年11月3日時点で、 新型CRF1150Lの日本発売日は未発表です。 従来モデルの販売実績はありますが、 新型の国内導入は正式発表を確認する必要があります。

Q.ADV125は日本の原付免許で乗れますか?

欧州向けADV125は125ccエンジンを搭載しています。 125ccクラスの車両は、 日本で一般的な原付免許のみで運転できるとは限りません。 通常の原付二種相当の仕様であれば、 普通自動二輪免許(小型限定を含む)など 適切な免許が必要です。 国内仕様が発表された場合は、免許区分も確認しましょう。

Q.V3R 900はすぐに購入できますか?

今回のV3R 900は市販予定車としての展示です。 発売日や価格は公表されておらず、 現時点で購入できる市販モデルとして 案内されているわけではありません。

Q.Honda SENSING RIDEは全アフリカツインに搭載されますか?

いいえ。発表資料ではAdventure Sportsの DCTモデル向けとして説明されています。 すべてのモデルへの標準搭載ではありません。

まとめ|ホンダの2027年モデルは見どころ満載!

EICMA 2026で発表されたホンダの新型モデルは、 それぞれ異なる方向から進化を感じさせる内容でした。

CRF1150L Africa Twinは、 大排気量アドベンチャーバイクとしての 走行性能や扱いやすさを磨きながら、 先進安全運転支援技術にも踏み込んでいます。

ADV125は、 日常での使いやすさと アドベンチャースクーターらしい魅力を 両立したモデルとして注目です。

そしてV3R 900 E-Compressorは、 電子制御過給機付きV型3気筒という 新しい技術への挑戦が大きな見どころです。

個人的には、 実用面ではADV125、 技術的な面白さではV3R 900、 長距離ツーリングの進化という点では アフリカツインに注目しています。

ただし、いずれも 日本国内での正式な発売情報は 今後の発表待ちとなります。

新しいバイクが登場するワクワク感を楽しみながら、 公式情報と予想をしっかり分けて追いかけたいですね。

皆さんは今回の3車種の中で、 どのバイクが一番気になりましたか?

参考資料・公式情報

  1. Honda公式|EICMA(ミラノショー)2026出展概要
  2. Honda公式|CRF1150L Africa Twinシリーズを世界初公開
  3. Honda公式|Honda SENSING RIDE発表
  4. Honda公式|国内二輪車情報

※本記事は2026年11月3日時点のHonda公式発表を基に 独自に作成したものです。 メーカー公式の紹介記事ではありません。

※欧州市場向けモデルや市販予定車の情報には、 国内未発表の仕様が含まれます。 日本での発売・価格・装備内容を保証するものではありません。

※本文中の評価や期待については筆者の考察であり、 Hondaが発表した確定情報とは区別しています。

【EICMA 2026】ホンダが二輪用「SENSING RIDE」発表!全10機能と自動ブレーキとの違いを看護師が解説

EICMA 2026で発表されたHonda SENSING RIDEと新型アフリカツインを紹介するAI生成イメージ

※画像はAI生成によるイメージです。実車の外観・センサー配置・検知範囲・機能表示を正確に再現したものではありません。

公開:2026年11月3日|NISHIYUUブログ

2026年11月3日、イタリア・ミラノで開催される 世界的なモーターサイクルショー「EICMA 2026」で、 ホンダが二輪車向け先進安全運転支援システム 「Honda SENSING RIDE(ホンダ センシング ライド)」 を発表しました。

四輪車ではすでに身近になった先進運転支援技術。 それが、ついにホンダの大型バイクにも本格的に採用されます。

前後に搭載されたミリ波レーダーによって周囲の車両を検知し、 車間距離の維持やブレーキ操作の補助、死角にいる車両の通知など、 ライダーの運転を支援する仕組みです。

ただし、気になるのは 「バイクにも自動ブレーキが搭載されたのか?」 という点。

実は、今回発表されたブレーキ支援は、 一般的にイメージされる自動緊急ブレーキとは異なります。

今回はホンダの公式発表をもとに、 全10機能の内容、新型アフリカツインへの搭載条件、 そして看護師の立場から考える二輪車の事故予防について、 分かりやすく紹介していきます。

この記事のポイント
  • Honda SENSING RIDEは二輪車用の先進安全運転支援システム
  • 車体前後に各1基のミリ波レーダーを搭載
  • ACCや衝突警告など、公式に10機能が紹介された
  • 緊急時のブレーキ支援は、ライダーのブレーキ操作が前提
  • 初搭載は新型CRF1150L Africa Twin Adventure SportsのDCTモデル
  • 安全支援機能は事故を必ず防ぐものではない

EICMA 2026でホンダが二輪用先進安全支援を発表

EICMA 2026は、イタリア・ミラノで開催される 世界的な二輪車展示会です。

2026年の開催日程は次のとおりです。

  • プレスデー:11月3日~4日
  • 一般公開:11月5日~8日

ホンダは今回のショーで、新型CRF1150L Africa Twinシリーズや CBR1000RR-R FIREBLADEシリーズなどを世界初公開しました。

その中でも安全技術という観点から注目したいのが、 新開発のHonda SENSING RIDEです。

ホンダは「Safety for Everyone」を掲げ、 交通事故による死亡者数の削減を目指しています。

Honda SENSING RIDEも、その取り組みの一環として 開発された技術です。

今回注目したいのは、単に便利な機能を増やすのではなく、 ライダーの判断や操作を支援することで、 事故を回避する可能性を高めようとしている 点です。

あわせて読みたい|EICMA 2026

EICMA 2026ではホンダ以外にも、日本メーカーの新型車や新技術に注目が集まっています。 開幕前に発表されたモデルや日本導入の見通しについては、こちらの記事で紹介しています。

EICMA 2026|注目の新型バイクと日本導入の可能性をチェック

Honda SENSING RIDEとは?前後ミリ波レーダーを採用

Honda SENSING RIDEは、四輪車のHonda SENSINGで培った 知見を活用しながら、二輪車向けに開発された 先進安全運転支援システムです。

車体の前方と後方に、それぞれ1基のミリ波レーダーを搭載します。

レーダーによって周囲の車両を検知し、 ライダーや車両の状態も踏まえて、 警告や操作支援などを行う仕組みです。

ミリ波レーダーとは?

ミリ波レーダーは、電波を利用して対象物との距離や 相対的な動きを把握するためのセンサーです。

バイクの前方を走る車両との距離を把握したり、 後方から接近する車両を検知したりする用途に使われます。

ただし、レーダーを搭載しているからといって、 あらゆる物体や危険を確実に検知できるわけではありません。

カメラも搭載されている?

2026年11月3日のHonda SENSING RIDE公式発表では、 前後のミリ波レーダーが説明されています。 一方、カメラとの連携については今回確認した 公式資料では明示されていません。 そのため、本記事ではカメラ搭載を確定情報として扱いません。

Honda SENSING RIDEの全10機能を解説

ホンダが公式に紹介した10機能を、 実際のツーリングや日常走行をイメージしながら見ていきます。

1.アダプティブクルーズコントロール(ACC)

設定した車速での走行や、 前方車両との車間距離の維持をサポートする機能です。

高速道路などで一定の速度を保ちたい場面や、 先行車の速度変化に対応する場面で、 ライダーの操作負担を減らすことが期待できます。

2.ストップ&ゴー機能付ACC

ACCを拡張し、停止と発進を繰り返す渋滞時などに、 加減速操作の頻度を減らす機能です。

DCTとの組み合わせによって、 停止と再発進を含む運転支援を行います。

ただし、停止中の車体保持や再発進時の操作条件まで 無条件に自動化されると考えてはいけません。 利用時には車両の取扱説明書を確認する必要があります。

3.グループライドアシスト

複数台のバイクでツーリングする場面を想定した、 ACCの拡張機能です。

左右互い違いに走行する「千鳥走行」などでも、 各車との適切な車間距離の維持をサポートします。

一般的な四輪車のACCとは異なる、 二輪車ならではの使い方に対応している点が特徴です。

4.ディスタンスアシスト

ライダーがスロットルを操作しているときに 先行車へ接近した場合、 車間距離の維持をサポートする機能です。

ただし、前方確認や適切な速度調整を システム任せにできるわけではありません。

5.エマージェンシーブレーキアシスト

先行車との衝突の恐れがある場合に、 ライダーがブレーキを操作した際の制動力を アシストする機能です。

今回の発表の中で、特に誤解されやすい機能でもあります。 自動緊急ブレーキとの違いは次の章で詳しく解説します。

6.前方衝突警告

先行車との衝突の恐れがある場合、 メーター表示によってライダーに警告します。

警告をきっかけとして、 ライダーが危険を認識し、 必要な回避操作を行うことを支援するものです。

7.ブレーキパルス

前方衝突警告と連携して、 ライダーへさらに警告を行う機能です。

ホンダは警告機能として紹介しており、 これ自体を自動的な緊急制動機能と 混同しないことが大切です。

8.ブラインドスポットインフォメーション

斜め後方の死角に他の車両が入ってきた場合、 ミラーのインジケーターを点灯・点滅させて知らせます。

車線変更時などに役立つことが期待されますが、 ライダー自身によるミラー確認や目視確認は引き続き必要です。

9.後方衝突警告

後方車両による追突の恐れがある場合、 ウインカーを高速点滅させて後方車両へ警告します。

これはライダー本人だけでなく、 周囲の交通参加者へ危険を知らせる機能です。

ただし、後続車が必ず警告に気づいて 減速することを保証するものではありません。

10.後方車両接近通知

後方から近づく車両の存在を メーター表示でライダーへ通知します。

後方の状況把握を補助する機能ですが、 周囲の安全確認の代わりになるものではありません。

10機能を一覧で比較

機能 主な役割
ACC車速・車間距離の維持を支援
ストップ&ゴーACC渋滞中の停止・発進を支援
グループライドアシスト集団走行時の車間維持を支援
ディスタンスアシスト先行車への接近時に車間維持を支援
緊急ブレーキアシストライダーの制動操作を補助
前方衝突警告前方の衝突リスクを知らせる
ブレーキパルス前方衝突警告と連携した追加警告
死角情報通知斜め後方の車両を知らせる
後方衝突警告後続車に危険を知らせる
後方車両接近通知後方からの接近をライダーに知らせる

バイクにも自動ブレーキ?ブレーキアシストとの違い

今回のHonda SENSING RIDEで、 特に押さえておきたいポイントがここです。

エマージェンシーブレーキアシストは、 一般的な自動緊急ブレーキ(AEB)と同じものではありません。

比較項目 自動緊急ブレーキ(AEB) 今回のブレーキアシスト
基本的な仕組み 条件を満たすとシステムが自動的に制動する ライダーのブレーキ操作を支援する
ライダーのブレーキ操作 作動に必須ではない方式がある 操作時に制動力をアシストする
主な目的 衝突の回避・被害軽減を支援 緊急時の制動操作を支援

二輪車は四輪車と違い、 減速や旋回によって車体の姿勢が変化します。

急な制動はタイヤのグリップや路面状況、 車体の傾きなどによって、 転倒リスクに関係する場合があります。

そのため、二輪車の安全支援技術を評価するときには、 単純に「強いブレーキを自動でかけられるか」だけではなく、 ライダーの操作や車体の安定性との関係を考える必要があります。

ここは間違えないでください

今回の公式発表は、 ライダーのブレーキ操作時に制動力を支援すると説明しています。 ブレーキ操作をしなくても必ず自動停止する、 という説明は正確ではありません。

新型CRF1150L Africa Twin Adventure Sportsに初搭載

Honda SENSING RIDEが初めて搭載されるのは、 2027年モデルとして発表された CRF1150L Africa Twin Adventure Sportsです。

ただし、搭載対象はDCTモデルに限られます。 アフリカツインシリーズのすべての仕様に 標準搭載されるわけではありません。

新型CRF1150L Africa Twinシリーズは、 従来のCRF1100Lから排気量を拡大し、 低重心化や車体の見直しも行われています。

項目発表内容
搭載車種CRF1150L Africa Twin Adventure Sports DCT
エンジン水冷4ストローク直列2気筒
排気量1,131cc
最高出力87.5kW / 7,500rpm
最大トルク119N・m / 5,750rpm
燃料タンク容量24L
前輪19インチ
安全支援Honda SENSING RIDE

長距離ツーリングでの快適性を追求する Adventure Sportsに先進安全支援技術を組み合わせたことからも、 ホンダが長距離移動時の負担軽減を 重視していることがうかがえます。

なお、Honda SENSING RIDEとDCTを組み合わせることで、 加減速だけでなく停止・発進を含む支援を実現しています。

バイクに乗る楽しさを残しながら、 ライダーの操作負担を減らす方向への進化と言えそうです。

【看護師視点】安全技術の進化はバイク事故を減らせるのか?

ここからは、看護師としての視点も交えて考えてみます。

医療現場では、事故が発生した後の処置だけでなく、 そもそも事故を防ぐことの重要性を強く感じます。

バイクは四輪車と比較して、 ライダーの身体を保護する構造が限られています。

衝突や転倒によって身体が路面や障害物に接触すると、 頭部・胸部・腹部・四肢などに 重大な損傷が生じる可能性があります。

だからこそ、運転支援技術によって 事故につながる危険を早く認識できることには、 大きな意味があると考えます。

1.危険への気づきを増やす

前方衝突警告や死角情報通知は、 周囲の危険を認識するための補助になります。

例えば、前方車両の減速に気づくことが遅れた場合、 ブレーキ操作や回避判断に使える時間が短くなります。

警告によって危険を早く認識できれば、 回避行動を開始するきっかけになる可能性があります。

ただし、警告が作動するタイミングや、 ライダーが実際に対応できるかは状況によって異なります。

2.衝突速度と身体への影響

交通外傷を考えるうえでは、 衝突時の速度や衝突の仕方が重要です。

物理学的には、質量が一定の場合、 運動エネルギーは速度の2乗に比例します。

例えば、同じ質量の物体で速度が半分になれば、 運動エネルギーは4分の1になります。

これは衝突時のエネルギーを理解するための基本的な考え方です。

ただし、実際の傷害の重症度は、 衝突角度、身体が接触した部位、保護具、 二次衝突などによって大きく異なります。

Honda SENSING RIDEによって事故の重症度が どの程度下がるかを示すものではありません。

今後は実際の使用状況を踏まえた 安全性の検証にも注目したいところです。

3.疲労を減らすことと事故予防は別の話

長時間のツーリングでは、 交通状況への注意に加えて、 スロットルやブレーキ、変速などの操作が続きます。

ACCやDCTの支援によって、 操作負担が減ることは期待できます。

一方で、操作が楽になることと、 注意力が維持されることは同じではありません。

疲れや眠気を感じたら、 安全な場所で休憩することが大切です。

先進安全装備が付いていても、 睡眠不足や体調不良を補えるわけではありません。

看護師として伝えたいこと

安全技術は、ライダーが安全に走るための 新しい選択肢になります。 しかし、ヘルメットやプロテクター、 速度管理、車間距離、体調管理などの 基本的な事故予防策が不要になるわけではありません。

「事故を起こさないための対策」と 「万が一のときに身体を守る対策」、 両方を組み合わせることが重要です。

Honda SENSING RIDEにも限界がある

ここまで見ると非常に頼もしい技術ですが、 安全支援機能には限界があります。

ホンダも公式に、認識能力や制御能力には限界があり、 道路状況、天候、車両状態などによっては、 作動しない場合や十分な性能を発揮できない場合があると 注意を呼びかけています。

実際の走行で意識したいこと

  • システムが危険を必ず検知するとは限らない
  • 雨天や路面状態によって走行条件が変わる
  • 車間距離と安全な速度をライダー自身が判断する
  • ミラーや目視での安全確認を省略しない
  • システムの作動条件や警告表示を理解する
  • 疲労や眠気があれば休憩を優先する

また、ACCを使っていても、 常に周囲の状況を確認し、 必要な操作を行える状態を保つ必要があります。

Honda SENSING RIDEは、 自動運転システムではありません。

運転の主体はあくまでライダー自身です。

日本発売はいつ?価格や今後の搭載車種は?

2026年11月3日時点で、 今回確認したホンダの公式発表からは、 Honda SENSING RIDE搭載モデルの 日本国内発売時期や国内価格を確定できません。

ホンダは、新型CRF1150L Africa Twin Adventure Sportsへの 初搭載を発表するとともに、 今後は搭載機種を順次増やす方針を示しています。

ただし、国内仕様の設定や、 他のモデルへの搭載時期については、 今後の正式発表を確認する必要があります。

気になるのは、こうした機能が将来的に ミドルクラスやツアラーモデルへ どのように広がっていくかという点です。

現時点で特定のモデルへの搭載を断定することはできませんが、 二輪車の安全装備が今後どのように進化するのか、 非常に楽しみな発表だと感じます。

Honda SENSING RIDEについてよくある質問

Q.自動ブレーキは搭載されていますか?

今回発表されたエマージェンシーブレーキアシストは、 ライダーがブレーキを操作した際に制動力を補助する機能です。 一般的な自動緊急ブレーキ(AEB)とは区別する必要があります。

Q.カメラも使用していますか?

今回確認した公式発表では、 前後1基ずつのミリ波レーダーが説明されています。 カメラ連携については明示されていないため、 搭載の有無を断定できません。

Q.アフリカツインならどの仕様にも付いていますか?

いいえ。今回の公式発表で搭載対象として明記されているのは、 CRF1150L Africa Twin Adventure SportsのDCTモデルです。

Q.ACCがあれば手放し運転できますか?

いいえ。Honda SENSING RIDEはライダーの運転を 支援するシステムであり、自動運転ではありません。 周囲の確認と必要な運転操作を継続する必要があります。

Q.日本でも購入できますか?

2026年11月3日時点では、 国内の発売時期や価格について 確認できた公式発表はありません。 今後のホンダの国内向け情報を確認する必要があります。

まとめ|バイクの安全支援技術は新たな段階へ

EICMA 2026で発表されたHonda SENSING RIDEは、 ホンダの二輪車における安全支援技術の 大きな進化を感じさせる内容でした。

前後のミリ波レーダーを利用した周囲車両の検知、 ACC、ブレーキ操作の支援、死角情報の通知など、 多彩な機能を備えています。

特に、グループライドアシストや DCTと連携したストップ&ゴー機能など、 二輪車特有の走行環境を考慮している点が印象的です。

ただし、どれほど技術が進化しても、 交通事故を完全に防ぐことはできません。

バイクを楽しむうえでは、 安全装備を正しく理解することに加えて、 日頃の運転習慣や体調管理も重要です。

新しい技術に期待しながらも、 最後の安全確認はライダー自身が行う。

Honda SENSING RIDEは、 そんな安全運転を支える新たな技術として、 今後の発展に期待したいと思います。

皆さんは、バイクにこうした先進安全装備が 搭載されることについて、どう感じますか?

操作を支援する便利さと、 自分でバイクを操る楽しさ。 そのバランスについても、 これから注目していきたいですね。

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ヤマハ新型MT-125|2027年モデルの変更点と日本導入を解説

参考資料・公式情報

以下は2026年11月3日時点で確認したメーカー公式資料です。 仕様や搭載条件は今後変更される可能性があります。

  1. Honda公式|二輪車用先進安全運転支援 「Honda SENSING RIDE」を発表
  2. Honda公式|CRF1150L Africa Twinシリーズを世界初公開
  3. Honda公式|EICMA(ミラノショー)2026出展概要

※本記事はHondaの公式発表を基に独自にまとめたものです。 メーカー公式の説明記事ではありません。

※看護師としての考察は、一般的な交通外傷の知識や 事故予防の考え方に基づくものであり、 Honda SENSING RIDEの事故削減効果や 傷害軽減効果を実証するものではありません。

※先進安全運転支援システムの作動条件や限界は、 実際の販売仕様および取扱説明書で確認してください。

【2026年・尾鷲市】おわせ海・山ツーデーウォーク完全ガイド|当日参加OKの6コース比較・持ち物・看護師が教える疲労対策

第21回おわせ海・山ツーデーウォーク2026の開催案内。熊野古道の石畳を歩く人々と尾鷲湾を描いたイメージ画像

※画像はAIによるイメージです。実際の大会風景・コースを再現したものではありません。

公開情報確認:2026年11月3日

三重県尾鷲市の秋を代表するウォーキングイベント、 「第21回 おわせ海・山ツーデーウォーク」 が、2026年11月21日(土)・22日(日)に開催されます。

世界遺産・熊野古道の歴史ある石畳、尾鷲ヒノキの森、 熊野灘の美しい海。 そんな東紀州ならではの景色を楽しみながら歩くイベントです。

事前申込は10月16日で終了していますが、 尾鷲市は6つのコースについて当日参加が可能 と案内しています。

この記事では、大会の日程や参加料金、コースごとの特徴に加え、 看護師の視点から長距離ウォーキングで気をつけたい 靴擦れ・脱水・疲労への対策も紹介します。

この記事のポイント
  • 本大会は11月21日・22日の2日間
  • A~Fの6コースは当日参加可能
  • 特別コースと20日の企画は受付終了
  • 参加料金は一般2,000円、高校生以下1,000円
  • 最短の一般参加コースは10.5km
  • 各日のゴール締切は16時

※申込状況や運営内容は変更される可能性があります。 参加前に公式案内をご確認ください。

1.おわせ海・山ツーデーウォークとは?

「おわせ海・山ツーデーウォーク」は、 尾鷲市、日本ウオーキング協会、 三重県ウオーキング協会が主催するウォーキング大会です。

今回で21回目を迎える大会で、 熊野古道や尾鷲市内の自然・文化・歴史を楽しみながら、 自分の体力に合わせてコースを選択できます。

特に魅力的なのは、海と山の景色が近いこと。 熊野古道の石畳や森を歩いたあとに、 尾鷲の港町や海岸の景観に触れられるコースも用意されています。

大会基本情報

大会名第21回 おわせ海・山ツーデーウォーク
本大会2026年11月21日(土)・22日(日)
前日企画11月20日(金)せっかくウォーク ※受付終了
主会場三重県立熊野古道センター
受付開始7:30
出発式8:00
ゴール締切各日16:00
事前申込10月16日(金)締切済み
当日参加A~Fの6コースで可能

主会場の三重県立熊野古道センターは、 熊野古道伊勢路の歴史や自然・文化に触れられる施設です。 ウォーキングだけでなく、 東紀州の魅力を知るきっかけにもなる場所です。

11月20日(金)せっかくウォーク

本大会の前日には、尾鷲のまちなかをガイドと一緒に歩く 「せっかくウォーク」が用意されています。

  • コース:おわせふるさとガイドさんと尾鷲まち歩き
  • 距離:3.2km
  • 受付:13:30
  • 出発:14:00
  • 受付場所:尾鷲市役所駐車場
  • 参加料金:500円
受付終了のお知らせ

せっかくウォークは定員30名に達し、 2026年11月3日時点ですでに受付終了となっています。 当日参加を検討している方は、 21日・22日の一般コースを確認してください。

2.当日参加できる?参加料金と受付方法

今回の大会で特に気になるのが、 「事前申込をしていなくても参加できるのか?」 という点ではないでしょうか。

結論からいうと、 事前申込をしていなくても参加できるコースがあります。

尾鷲市の公式発表では、11月21日のA・B・Cコース、 11月22日のD・E・Fコースで当日参加が案内されています。

参加料金

区分大会参加料
一般2,000円
高校生以下1,000円
尾鷲市民・20人以上の団体事前申込時の割引料金1,500円

本大会の料金は、1日参加でも2日参加でも同額です。 ただし、市民・団体割引は事前申込条件に基づくため、 当日受付に適用されるとは限りません。

また、当日参加では大会記念品や大会誌などが 受け取れない場合があります。

当日参加前に確認したいこと

  1. 希望するコースが当日参加対象か確認する
  2. 必要な参加料金と支払方法を確認する
  3. 主会場への交通手段を調べる
  4. 受付時間に余裕を持って会場へ向かう
  5. 天候・コース変更情報を確認する

当日の詳しい受付手順や支払方法は、 事前に大会事務局へ確認すると安心です。

尾鷲市公式:第21回大会の最新案内はこちら

3.どのコースがおすすめ?全コースを比較

今回の大会は、距離だけでなく、 山道や石畳、登り下りの有無などによって 歩きやすさが大きく変わります。

特に熊野古道は、歴史ある石畳が魅力である一方、 雨天時には滑りやすくなる場所もあります。

歩く距離だけでなく、普段の運動習慣や 山道への慣れを考慮して選びましょう。

11月21日(土)のコース

コース距離特徴・難易度の目安
A 23km 馬越峠・猪ノ鼻水平道。大会最長の健脚向け
B 10.6km 岩屋堂を訪れる。石段や登りがあり、距離だけでは易しくない
C 13.7km 馬越峠と銚子川。熊野古道の石畳や山道を歩く
特別① 11km 馬越峠・天狗倉山。登山要素あり・受付終了

Aコース|馬越峠・猪ノ鼻水平道満喫コース

23kmという大会最長距離に挑戦できる、 ウォーキング経験者向けのコースです。

世界遺産・熊野古道の馬越峠や、 明治時代の道である猪ノ鼻水平道など、 尾鷲ならではの歴史と自然を楽しめます。

ただし、長距離に加えて山道も含まれるため、 日常的に長く歩いている方や、 長距離ウォーキングの経験がある方に向いています。

Bコース|巨岩と祈りの聖地・岩屋堂コース

距離は10.6kmで、 21日の一般コースでは最短となります。

天狗倉山の中腹に位置する岩屋堂を訪ねるコースで、 大きな岩に守られた観音石仏のある空間が見どころです。

ただし、岩屋堂へ向かう途中には 細い石段や登りがあります。 平坦な街歩きだけを想像して参加すると、 予想以上に負担を感じる可能性があります。

Cコース|馬越峠と清流・銚子川コース

熊野古道の石畳と、 透明度の高い銚子川の景観を両方楽しめる13.7kmのコース。

熊野古道を歩いてみたい方に魅力的ですが、 峠道を含むため、十分な歩行体力と滑りにくい靴が必要です。

公式案内ではJR運賃の自己負担も示されています。 参加前に交通費を含めて確認しましょう。

11月22日(日)のコース

コース距離特徴・難易度の目安
D 13km 八鬼山全踏破。登山経験者向けの難コース
E 10.5km 滝と行野浦の海。比較的高低差が少ない
F 17km 行野浦と八鬼山林道。長距離・山道あり
特別② 8.7km 羽後峠と尾鷲の水。受付終了

Dコース|八鬼山全踏破コース

世界遺産・熊野古道の八鬼山を歩く、 大会屈指のハードコースです。

距離は13kmですが、 標高647mの八鬼山を越えるルートで、 登り下りによる足腰への負担が大きくなります。

普段から登山を楽しんでいる方に向いており、 初めての長距離ウォーキングとしては 慎重に検討したいコースです。

Eコース|滝と行野浦の碧い海コース

初心者が比較的検討しやすいのが、 10.5kmのEコースです。

村嶋不動滝や行野浦の海を巡り、 大曽根公園展望台から尾鷲湾の景色も楽しめます。

尾鷲市の案内では高低差が少ないコースとされています。 ただし、10km以上歩くため、 運動習慣が少ない方は事前に歩く練習をしておきましょう。

Fコース|滝と行野浦と八鬼山林道コース

17kmを歩くロングコース。 Eコースの見どころに加え、 八鬼山越えの一部や林道も楽しめます。

海の景観だけでなく、深い森の雰囲気も味わえる 変化に富んだコースです。 長距離歩行に慣れた方向けと考えるとよいでしょう。

迷ったときのコース選び

比較的歩きやすいコースを選びたい: 22日のEコース

熊野古道をしっかり楽しみたい: 21日のCコース

長距離ウォークに挑戦したい: 21日のAコース

登山経験を活かしたい: 22日のDコース

※おすすめはコースの距離・地形に基づく一般的な目安です。 当日の天候、体力、持病の有無などによって適したコースは変わります。

4.【看護師の視点】2日間を安全に歩くための対策

ウォーキングは健康づくりに役立つ運動ですが、 10~20km以上の長距離になると、 普段あまり歩かない方にとっては大きな身体的負荷になります。

特に気をつけたいのは、 靴擦れ、足の痛み、脱水、転倒、 そして疲労による判断力や注意力の低下です。

ここでは、看護師の視点から、 安全に楽しむためのポイントを整理します。

① 靴擦れ・足のマメを防ぐ

長距離を歩く際には、 靴の中で足が繰り返し擦れることによって、 皮膚に水ぶくれができる場合があります。

予防として重要なのは、 足に合う履き慣れた靴を使うことです。

  • 大会当日に新品の靴を初めて履かない
  • つま先に適切な余裕があり、かかとが大きく浮かない靴を選ぶ
  • 汗を吸って乾きやすいウォーキング用ソックスを選ぶ
  • 靴下のしわや靴の中の小石を取り除く
  • 足が濡れたら、可能な範囲で乾いた靴下に交換する
  • 普段から擦れやすい場所には保護テープなどを活用する
看護師からのワンポイント

足に「熱い」「擦れる」「ヒリヒリする」といった違和感が出たら、 そのまま歩き続けず、一度立ち止まって確認しましょう。

すでに水ぶくれができている場合は、 無理につぶさず清潔に保護することが基本です。 赤みが広がる、膿が出る、強い痛みがある場合などは 医療機関への相談を検討してください。

糖尿病による足の感覚低下や血流障害がある方は、 小さな傷でも悪化することがあるため特に注意が必要です。

② 水分補給は「のどが渇く前」から意識する

11月のウォーキングでも、 長時間歩けば汗をかきます。 特に坂道や登りが続くコースでは、 思った以上に体温が上がることもあります。

歩行中は天候、気温、発汗量に合わせて こまめに水分を補給しましょう。

一度に大量の水を無理に飲む必要はありません。 長時間の歩行で多くの汗をかく場合は、 食事や補給食なども含めて塩分を補うことが大切です。

ただし、水分を必要以上に大量摂取すると 血液中のナトリウム濃度が低下する危険もあります。 飲み過ぎにも注意しましょう。

③ 2日間参加するなら初日の回復が大切

連日参加する方は、初日のゴール後の過ごし方も重要です。

長距離歩行後は、足の筋肉に疲労が蓄積し、 翌日に筋肉痛や重だるさが出ることがあります。

ゴール後は次のような対応がおすすめです。

  1. 急に座り込まず、無理のない範囲で歩行速度を落として終了する
  2. 水分と食事を適切にとる
  3. 足の裏、かかと、指先の皮膚を確認する
  4. ふくらはぎや足首を痛みのない範囲でゆっくり動かす
  5. 夜は十分な睡眠を確保する

軽いストレッチは筋肉のこわばりを和らげる きっかけになりますが、 筋肉痛を確実に予防するものではありません。

また、強い痛みがある部位を無理に伸ばしたり、 強く揉んだりすることは避けましょう。

④ 入浴は気持ちよく、安全に

ウォーキング後の楽しみとして、 尾鷲市内の「夢古道の湯」もおすすめです。

温かいお湯につかると、 リラックスできる方も多いでしょう。

ただし、長距離歩行のあとに脱水気味の状態で 熱いお風呂やサウナに長時間入ると、 めまいや立ちくらみを起こす危険があります。

  • 入浴前に適切な水分補給をする
  • 熱すぎるお湯や長湯を避ける
  • 浴槽から出るときはゆっくり立ち上がる
  • 体調が悪いときは入浴を控える

温浴と冷水浴を繰り返す交代浴は、 必ずしも疲労回復に必要な方法ではありません。 心臓や血管に負担がかかる可能性もあるため、 特に循環器疾患がある方などには安易にすすめられません。

⑤ こんな症状があったら歩行を中止する

無理をして歩き続けないことが重要です。

胸の痛み、強い息苦しさ、意識が遠のく感じ、 突然の強い頭痛、片側の手足の麻痺などがあれば、 直ちに歩行を中止し、周囲に助けを求めて 119番通報を行ってください。

一方、めまい、吐き気、異常な疲労感、 強い関節痛などが出た場合も無理をせず、 安全な場所で休み、大会スタッフに相談しましょう。

特に山道では、無理をして進むと、 安全に引き返せなくなる可能性があります。

完歩することよりも、 安全に帰宅することを優先しましょう。

5.当日までに準備したい持ち物チェックリスト

尾鷲のウォーキングでは、 街歩き用の準備に加えて、 山道や天候の変化に対応できる装備が重要です。

基本の持ち物

  • 履き慣れたウォーキングシューズ・登山靴
  • 動きやすい服装
  • 防寒着・ウインドブレーカー
  • レインウェア
  • 飲料水
  • おにぎり・パンなどの補給食
  • タオル
  • 帽子
  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー
  • 健康保険証または資格確認に必要なもの
  • 現金・交通費
  • 常用薬

山道を歩く方におすすめの追加装備

  • 携帯ライト・ヘッドライト
  • 予備の靴下
  • 靴擦れ対策の保護材
  • 携帯用の救急用品
  • 防水袋・ジッパー付き袋
  • 手袋
  • コースマップ

11月の尾鷲では、 朝と日中の気温差や風による寒さを考慮し、 脱ぎ着しやすい重ね着がおすすめです。

また、コースによっては舗装路だけでなく、 石畳や滑りやすい土の道も含まれます。 靴底のグリップ力にも注意しましょう。

6.アクセス・駐車場・宿泊情報

メイン会場

三重県立熊野古道センター
三重県尾鷲市向井12-4

車でアクセスする場合は、 紀勢自動車道「尾鷲北IC」や 熊野尾鷲道路「尾鷲南IC」が利用できます。

観光三重の大会案内では、 尾鷲北ICから約15分、 尾鷲南ICから約10分が目安とされています。

駐車場

観光三重では大会駐車場について 約400台と案内されています。

ただし、実際の駐車場所や交通誘導は 大会当日の案内に従ってください。 長距離コースに参加する方は、 特に時間に余裕を持って到着することをおすすめします。

JR尾鷲駅からのアクセス

大会当日はJR尾鷲駅と主会場を結ぶ シャトルバスの運行が案内されています。

ただし、具体的な乗車場所・運行時刻などは、 最新の大会パンフレットや事務局への確認が必要です。

一部のコースではJRを利用し、 運賃を参加者が別途負担します。 該当コースに参加する場合は、 交通費も準備しておきましょう。

宿泊するなら早めに確認

2日間参加する場合や遠方から訪れる場合は、 尾鷲市内や周辺地域での宿泊を検討してみましょう。

尾鷲市内の宿泊施設は、 旅館・民宿・ビジネスホテルなどがあります。

ただし、大会前後は混雑する場合があるため、 宿泊予約の空き状況やチェックイン時間、 会場までの移動手段を事前に確認してください。

尾鷲観光物産協会 公式サイト

7.歩いた後は尾鷲の温泉とグルメを楽しもう

夢古道の湯|ウォーキング後の立ち寄りに

三重県立熊野古道センターの近くには、 「夢古道おわせ」があります。

施設内の「夢古道の湯」は、 海洋深層水を活用したお風呂が特徴です。

尾鷲湾や天狗倉山の景色を楽しみながら、 ウォーキング後にゆっくり過ごすのもよいでしょう。

施設夢古道の湯
所在地尾鷲市向井12-4
営業時間10:00~21:30(受付21:00まで)
土日祝の一般料金750円
電話0597-22-1124

※料金・営業時間は確認時点の案内です。 メンテナンス等による休業や変更があるため、 利用前に最新情報をご確認ください。

尾鷲の海の幸も楽しみたい

尾鷲といえば、やはり新鮮な魚介類。

地魚の刺身や干物、海鮮料理など、 港町ならではの食文化も大きな魅力です。

「夢古道おわせ」には、 週末を中心に魚料理を提供する飲食施設もあります。 ただし、営業日・提供内容・売り切れ状況は 事前に確認してください。

尾鷲イタダキ市は大会期間中に開催される?

尾鷲の名物朝市「尾鷲イタダキ市」も有名ですが、 通常の開催日は1月を除く毎月第1土曜日です。

2026年11月の通常開催日は11月7日(土)で、 今回のウォーキング大会が行われる 11月21日・22日とは異なります。

そのため、大会参加に合わせて イタダキ市へ立ち寄る予定を組む場合は注意しましょう。

尾鷲イタダキ市 公式サイト

8.よくある質問

Q.事前申込していなくても参加できますか?

はい。2026年11月3日時点で、 21日のA・B・Cコース、 22日のD・E・Fコースについて当日参加が案内されています。

ただし、当日参加では記念品などが 受け取れない場合があります。

Q.初めてでも参加できますか?

参加は検討できますが、 一般コースの最短距離でも10.5kmです。

運動習慣が少ない方やお子さん連れの場合は、 十分に歩けるかどうかを考えて選択しましょう。

特に小さなお子さんを連れて参加する場合は、 コースの足場、休憩や途中離脱の方法について、 事前に大会事務局へ確認することをおすすめします。

Q.雨が降っても開催されますか?

雨天や急なコース状況の変化によって、 ルート変更が行われる場合があります。

自然災害や歩行困難な荒天等では、 大会が中止される場合もあります。

最新の開催判断については公式発表をご確認ください。

Q.当日にお弁当は買えますか?

大会特製おわせ弁当は、 参加申込時の事前予約制で、 当日販売はないと案内されています。

当日参加する方は、 昼食や補給食を各自で準備しておくと安心です。

Q.持病があっても参加できますか?

持病の内容や普段の運動能力によって判断は異なります。 心臓や呼吸器の疾患がある方、 運動制限を指示されている方などは、 参加前に主治医へ相談してください。

体調が悪い場合は、 無理に参加しないことも大切です。

9.まとめ|尾鷲の海と山を自分のペースで楽しもう

2026年11月21日・22日に開催される 「第21回 おわせ海・山ツーデーウォーク」。

世界遺産の熊野古道を歩き、 ヒノキの森や尾鷲の海を眺めながら、 東紀州の自然と歴史を楽しめるイベントです。

今回の大会では、事前申込を逃した方でも、 A~Fの6コースについて当日参加が可能とされています。

一方で、コースによっては長い距離や急な山道が含まれます。

自分の体力に合ったコースを選び、 靴や服装、飲料水などを十分に準備して、 安全にウォーキングを楽しんでください。

完歩だけを目標にするのではなく、 尾鷲の景色や人との出会いを楽しみながら歩く。

そんな秋の一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

大会公式情報・お問い合わせ

おわせ海・山ツーデーウォーク実行委員会
尾鷲市商工観光事業推進課内
電話:0597-23-8223

尾鷲市公式:大会案内・コースマップ・最新情報

参考情報・出典

本記事は2026年11月3日時点で確認できた公開情報を基に作成しています。 大会の開催内容、受付、料金などは変更される場合があります。 健康に関する説明は一般的な情報であり、 個別の診断や治療に代わるものではありません。

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