近年、病院の受付やニュースなどで「療養選定費(りょうようせんていひ)」という言葉を目にする機会が増えました。
特に200床以上の大病院を紹介状なしで受診する場合は、避けて通れない費用となっています。
この記事では、2025年度(令和7年度)最新の制度・料金情報をもとに、「療養選定費」についてわかりやすく解説します。
療養選定費とは?【制度の基本】
「療養選定費」とは、紹介状なしで大病院(200床以上)を初診・再診する場合に発生する追加料金のことです。
この制度は2016年4月に導入され、以降の診療報酬改定で金額や対象条件が段階的に拡大されています。
制度の目的:
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地域のクリニックで初期診療 → 大病院では専門治療、という「医療の機能分化」を促進
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医療費全体の適正化(不要な大病院利用の抑制)
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大病院の混雑緩和と、高度医療への集中化
地域のクリニックで初期診療 → 大病院では専門治療、という「医療の機能分化」を促進
医療費全体の適正化(不要な大病院利用の抑制)
大病院の混雑緩和と、高度医療への集中化
どんなときに「療養選定費」がかかる?
以下のケースでは、療養選定費が発生します。
| ケース | 内容 |
|---|---|
| 初診時 | 紹介状なしで200床以上の病院を受診した場合 |
| 再診時 | 初診から引き続き紹介状なしで通院する場合 |
※ただし以下の場合は免除されます:
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救急車での搬送
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緊急手術や急病
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妊婦健診や災害対応など
救急車での搬送
緊急手術や急病
妊婦健診や災害対応など
【2025年版】療養選定費の金額はいくら?
2025年度も療養選定費は引き上げ傾向が続いています。
■ 厚生労働省が定める「最低額(2025年)」
区分 最低額(税込) 初診(医科) 7,000円以上 初診(歯科) 5,000円以上 再診 3,000円以上
※実際の金額は病院によって異なり、
例)初診で11,000円、再診で4,400円 なども一般的です。
| 区分 | 最低額(税込) |
|---|---|
| 初診(医科) | 7,000円以上 |
| 初診(歯科) | 5,000円以上 |
| 再診 | 3,000円以上 |
※実際の金額は病院によって異なり、
例)初診で11,000円、再診で4,400円 なども一般的です。
💡 金額は各病院の公式Webサイトまたは電話で事前確認するのが確実です。
「療養選定費」はなぜ必要なの?
この費用には、次のような背景があります。
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高度な医療資源を適正に運用するため
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不必要な大病院受診を抑えるため
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患者の待ち時間短縮と医療の効率化のため
「支払わないと受診できないの?」という疑問に答えます
はい、療養選定費は法令で定められた必須の費用です。
未払いの場合、診療を断られることもあり、継続的な通院や入院ができなくなる可能性があります。
つまり、「支払わない=受診不可」となるケースもあるため注意が必要です。
療養選定費を節約するコツ
以下のステップを踏むことで、数千円〜1万円以上の出費を防ぐことが可能です。
✅ 節約のポイント:
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まずは地域のクリニックやかかりつけ医に相談
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必要と判断された場合に紹介状を書いてもらう
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再診時も紹介状の有無を確認してから受診
まずは地域のクリニックやかかりつけ医に相談
必要と判断された場合に紹介状を書いてもらう
再診時も紹介状の有無を確認してから受診
紹介状があるだけで、療養選定費が免除されるケースがほとんど。ぜひ活用しましょう。
【まとめ】大病院は“紹介状持参”が新常識!
2025年度も、療養選定費の役割と重要性は増しています。
「とりあえず大きな病院へ」は、もはやコストの面でも非効率な時代です。
🔹ポイントのおさらい:
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療養選定費は法的に義務付けられた費用
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初診・再診ともに紹介状なしで数千円の自己負担
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紹介状をもらえば節約可能
療養選定費は法的に義務付けられた費用
初診・再診ともに紹介状なしで数千円の自己負担
紹介状をもらえば節約可能
事前のひと手間で、大きな医療費の差が生まれます。
無駄な出費を防ぎ、スムーズな受診を心がけましょう。
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