2025年7月8日火曜日

「夏の“体調不良”、それ本当に熱中症?——クリニック受診事例で知る正しい見分け方と対処法」

 

今年も暑い夏がやってきました。

私が勤務するクリニックでも、熱中症を疑い受診される方が増えています。
中には、コロナ感染症と熱中症の症状が重なり、見極めが難しいケースもあります。
今回は、実際の受診事例をもとに「熱中症と感染症の違い」「見逃してはいけない症状」「正しい初期対応」についてご紹介します。


◆事例①

40代男性/警備員

炎天下で警備業務中、大量の発汗があり、こまめに水分補給をしていたものの、勤務中に足がつる(こむら返り)・強い倦怠感・頭痛を訴え受診されました。
来院時は会話可能で、発汗の跡が服に残っていましたが、皮膚はすでに乾燥傾向。
倦怠感も強かったため、点滴治療を実施。症状は改善したものの、疲労感が残っていたため、「自宅では経口補水液をしっかり摂り、安静に過ごすよう」指導しました。


◆事例②

20代男性/スポーツ中に発症

運動を始めてすぐに体調が急変し、発熱(38度)とともに「熱中症かもしれない」と来院。
来院時は
咽頭痛や鼻水
もあり、感染症を疑って検査した結果、新型コロナウイルス感染症と診断されました。


◆【解説】なぜ感染症を疑ったのか?

「熱中症=発熱」と思われがちですが、熱中症で38度以上の発熱がある場合は“重症”に分類され、入院が必要となるケースがほとんどです。
熱中症は
体温調節機能が破綻し、体内に熱がこもり続けること
で高体温に至ります。一方、感染症の場合はウイルスや細菌に対抗するために体温が上昇する生理現象です。

このため、夏場は熱中症とコロナなどの感染症が混同されやすく、見極めが重要となります。
感染症を疑うサインとしては「咽頭痛」「鼻水」「咳」などの呼吸器症状がポイントになります。


◆【熱中症の主な初期症状と重症度分類】

  • 初期症状
     頭痛/倦怠感・疲労感/こむら返り(足のつり)/手足のしびれ など
     → 涼しい場所で休息、経口補水液などで水分・塩分補給を!

  • 中等症(重症度Ⅱ度)
     激しい頭痛/嘔吐/意識がもうろうとする/反応が鈍い
     → この段階では医療機関の早期受診を推奨します。

  • 重症(重症度Ⅲ度)
     高体温(40度近く)/意識障害/歩行困難
     → 迷わず救急車を要請してください。命に関わるリスクがあります。


◆【現場で多い“落とし穴”】

クリニックで重症度Ⅱ度の熱中症の方を診察する際、
「水のみで水分摂取」しているケースが多くみられます。
経口補水液など塩分を含む飲料での補給が重要ですので、
長時間の外作業や運動時は「水+塩分」の補給を心がけてください。


◆【最後に——読者へのメッセージ】

これから本格的な夏を迎えます。
熱中症だけでなく、感染症にも十分注意が必要です。
どちらも**「早期発見・早期対応」**が重症化を防ぐカギです。
こまめな経口補水液での水分補給、そして異変を感じたら早めに医療機関へご相談を。

このブログが皆さまの健康管理の一助となれば幸いです


参考リンク一覧

  1. 環境省 熱中症予防情報サイト

    • 暑さ指数(WBGT)や熱中症警戒アラートなど、最新の情報を提供しています。

    • https://www.wbgt.env.go.jp/

  2. 厚生労働省 熱中症予防のための情報・資料サイト

  3. 日本救急医学会 熱中症診療ガイドライン 2024(PDF)

  4. 日本気象協会「熱中症ゼロへ」プロジェクト

  5. 気象庁「熱中症から身を守るために」


救急外来を受診するべき?~ 迷った時の判断基準 ※再掲

 救急外来を受診するか迷う時ってありますよね。そんな時は、以下の点を判断基準にしましょう。

1. 呼吸や意識、心拍に異変がある

  • 呼吸が苦しい、ゼイゼイする

  • 意識がおかしい、けいれんする

  • 脈がない、心臓が止まっているようだ

2. 激しい痛みがある

  • 胸が痛い

  • 腹痛が激しい

  • 頭が痛い

3. 強い吐き気や嘔吐がある

  • 血を吐いた

  • 大量に吐いている

  • ひどい下痢をしている

4. 高熱が続いている

  • 40℃以上出ている

  • 解熱剤を使っても下がらない

  • うとうとしている

5. その他、強い不安を感じている

  • 症状がひどい

  • 症状が長引いている

  • 自分で判断できない

迷ったらすぐに受診を

上記以外にも、何かしら不安を感じたら、迷わずに救急外来を受診しましょう。

受診前に確認しておきたいこと

  • 受診する病院

  • 保険証

  • 診察券

  • 服薬中の薬

まとめ

救急外来は、命に関わるような症状だけでなく、不安な症状でも相談できる場所です。迷ったらすぐに受診しましょう。

参考情報

その他

救急外来の混雑状況は病院によって異なります。事前に電話で確認することをおすすめします。

また、休日夜間など、時間帯によっては受診できる医療機関が限られる場合があります。事前に確認しておくことをおすすめします。


2024年最新版】人気オートバイ五選:ライダーの心を掴む魅力とは?※再掲

 

024年も、オートバイ業界は革新と進化を続けており、魅力的な新モデルが目白押しです。そこで今回は、2024年最新の人気オートバイ五選をご紹介します。

1. カワサキ「Ninja ZX-4R

  • 待望の4気筒スーパースポーツがついに登場!2023年10月に国内発売されたこのモデルは、カワサキ伝統のレーシングテクノロジーを結集した400ccクラスのフラッグシップモデルです。

  • 軽量・高剛性な車体とパワフルなエンジン、そして洗練されたエアロダイナミクスにより、サーキットはもちろん、街乗りでもそのポテンシャルを発揮します。


2. ホンダ「CB1300SF

  • 2023年にモデルチェンジを果たしたCB1300SFは、熟成された直列4気筒エンジンと洗練されたデザインで、長年に渡り根強い人気を誇るホンダのフラッグシップネイキッドモデル。

  • 2024年モデルは、さらに洗練された足回りと快適性を追求した「SP」仕様も追加され、より幅広いライダーのニーズに応えます。

3. ヤマハ「MT-07

  • 軽快なハンドリングと扱いやすさで、幅広いライダーから支持を集めるヤマハのMTシリーズを代表するネイキッドモデル。2023年モデルは、エンジンやフレームに改良を加え、より軽快でパワフルな走りを実現しています。

  • 2024年モデルでは、カラーバリエーションを刷新し、よりスタイリッシュなデザインに進化しました。

4. スズキ「Vストローム250SX

  • スズキの「Vストローム」シリーズの最新モデルで、250ccクラスながら本格的なアドベンチャーツーリング性能を備えたモデル。ロングストロークエンジン搭載で低速からのトルクに優れ、街乗りからツーリングまで幅広く楽しめます。

  • 2024年モデルでは、カラーバリエーションを刷新し、よりスタイリッシュなデザインに進化しました。

5. ハーレーダビッドソン「スポーツスターS

  • ハーレーダビッドソン初のスポーツモデルとして登場した「スポーツスターS」は、伝統的なハーレーらしさを残しつつ、現代的なデザインと走りを追求したモデル。水冷Vツインエンジン搭載で、軽快なハンドリングとパワフルな走りを実現しています。

  • 2024年モデルでは、カラーバリエーションを刷新し、よりスタイリッシュなデザインに進化しました。

これらのモデルはいずれも、2024年最新の人気オートバイです。オートバイ選びの参考にしていただければ幸いです。

※本記事の情報は2024年6月1日時点の情報に基づいています。

※バイクを選ぶ際には、必ず試乗して自分に合ったモデルを見つけることをおすすめします。

※オートバイは安全に楽しんでください。


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