【2027年新型】BMW F 450 RR登場!420cc・48馬力の軽量スポーツをCBR400R FOUR・Ninja ZX-4RRと徹底比較

※画像はAIで生成した比較イメージです。各車の実際の外観・仕様・カラーリングを正確に再現したものではありません。

BMWが400cc前後のスポーツバイク市場に、本気の「RR」を送り込んできました!

2026年10月15日、BMW Motorradが新型スーパースポーツ「F 450 RR」を正式発表。420cc並列2気筒エンジンに、最高出力48hp、車両重量177kgという組み合わせです。上位モデルのS 1000 RRを思わせるデザインも、バイク好きにはたまりません。

一方、日本にはホンダ「CBR400R FOUR E-Clutch」やカワサキ「Ninja ZX-4RR」など、魅力的な400ccクラスが揃っています。では、BMW F 450 RRは何が違うのでしょうか? 新型車の特徴、国産ライバルとのスペック差、購入前の注意点をメーカー公式情報から整理します。

※2026年10月25日時点の公開情報。BMWの数値は海外発表仕様、日本メーカー車は各社の国内公表仕様です。計測条件・装備差があるため単純な優劣は付けられません。筆者による実車試乗レビューではありません。

結論:BMW F 450 RRは「軽さと電子制御」で勝負する新世代スポーツ

今回押さえたい5つのポイント
  • BMW F 450 RRは420cc・48hp・177kgの軽量スーパースポーツ。
  • 大型のS 1000 RRに通じるスタイリングと専用シャシーセッティングを採用。
  • ABS Pro、DTC、各種ライディングモードなど先進的な制御を標準装備。
  • 日本国内の導入時期、国内仕様、販売価格はまだ未発表。
  • 排気量420ccのため、日本では大型自動二輪免許が必要。

国内400cc勢と比較しても、F 450 RRは最高出力競争だけを狙ったモデルではありません。2気筒ならではの低中回転トルクと、軽い車体によるコーナリングの楽しさが大きな狙いです。

BMW F 450 RRとは? 小さな「S 1000 RR」と呼びたくなるデザイン

BMWが2027年モデルとして発表したF 450 RRは、新開発の420cc並列2気筒を採用するF 450シリーズのスーパースポーツ。車体はスポーツ走行向けに専用調整され、前下がり・後ろ上がりのシルエットやウイングレット、左右非対称のサイドカウルなどが特徴です。

エンジンは最高出力35kW(48hp)を8,750rpmで発生。最大トルク43N・mは6,750rpmで発生し、BMWによれば3,000rpmですでに最大トルクの80%を引き出せます。高回転まで回して楽しむだけでなく、街乗りやワインディングの立ち上がりでも扱いやすさを狙った設定です。

135度クランクが生み出す個性的なエンジン

並列2気筒といえば180度や270度クランクを思い浮かべる方も多いかもしれません。しかしF 450 RRは135度のクランクピンオフセットを採用。独特の点火間隔により、エンジンのキャラクターとサウンドを作り込んでいます。バランサーも組み合わせて振動を抑えています。

標準装備の電子制御も充実

ABS Pro、ダイナミックトラクションコントロール(DTC)、エンジンドラッグトルク制御(MSR)、ダイナミックブレーキコントロール(DBC)に加え、Rain・Road・Raceの3モードを標準装備。6.5インチTFTディスプレイ、USB-Cポート、グリップヒーターなども備えます。

シフトアシスタントProや電子制御の追加設定、スポーツサスペンション、Easy Ride Clutchは仕様・グレードにより異なるため、すべてが標準装備ではない点に注意が必要です。

BMW F 450 RRの主要スペック

項目 BMW F 450 RR(海外発表値)
エンジン 水冷4ストローク並列2気筒
排気量 420cc
最高出力 35kW(48hp)/8,750rpm
最大トルク 43N・m/6,750rpm
車両重量 177kg(DIN走行可能重量。Easy Ride Clutch装着仕様は178kg)
シート高 790mm
燃料タンク 14L
公表燃費 3.8L/100km(約26.3km/Lに換算)
前後タイヤ 110/70-17・150/60-17
日本発売日・価格 未定

出典:BMW Group公式プレスリリース/BMW Motorrad Japan F 450 RR。出力の「hp」は原資料に合わせて表記。国産車の「PS」とは厳密には単位が異なります。

国産ライバルと比較! 4気筒のCBR400R FOUR・ZX-4RR、2気筒のCBR400R

比較対象は、国内で販売情報が確認できる次の3モデル。いずれも399ccで普通自動二輪免許(限定なし)に対応します。BMWだけが420ccで大型自動二輪免許を必要とします。

車種 エンジン 出力 重量 シート高 国内価格(税込)
BMW F 450 RR 420cc 2気筒 48hp 177kg 790mm 未定
ホンダ CBR400R FOUR E-Clutch 399cc 4気筒 58PS 187kg 780mm 1,199,000円
カワサキ Ninja ZX-4RR(2026) 399cc 4気筒 77PS(ラムエア時80PS) 189kg 800mm 1,210,000円
ホンダ CBR400R E-Clutch 399cc 2気筒 46PS 195kg 785mm 下記公式情報参照

比較値:BMW海外公表仕様、ホンダ・カワサキ各社国内公式資料。F 450 RRの177kgはDIN走行可能重量、国産車はメーカーの車両重量。完全に同条件の試験値ではありません。価格は各社のメーカー希望小売価格(諸費用別)です。

対ホンダ CBR400R FOUR E-Clutch:4気筒の伸びと、軽量2気筒の扱いやすさ

2026年9月発売のCBR400R FOUR E-Clutchは、399cc直列4気筒で58PS。ホンダ独自のE-Clutchを標準搭載し、クラッチレバー操作を自動制御できるのが特徴です。対するBMW F 450 RRは、約10kg軽い公表重量と低回転域からのトルク特性が魅力。4気筒を高回転まで楽しみたいか、軽さを生かしてテンポよく走りたいかで好みが分かれそうです。

対カワサキ Ninja ZX-4RR:高回転の刺激か、軽快な2気筒か

ZX-4RRは14,500rpmで77PSを発生する400cc直列4気筒。ラムエア加圧時80PSという数字は、今回の比較で突出しています。ただし、スペック上の最高出力が大きければ公道で常に楽しめるとは限りません。F 450 RRは軽量車体と中低回転の力強さに注力しており、楽しさの方向性が異なります。

対ホンダ CBR400R E-Clutch:同じ2気筒でも性格が違う

CBR400R E-Clutchは399cc並列2気筒・46PS。街乗りから長距離ツーリングまで使いやすいスポーツモデルとして、E-Clutchの利便性も魅力です。F 450 RRの走行可能重量177kgという数字は印象的ですが、実際の乗り心地や長距離での疲労感、維持費は国内仕様や試乗評価が出てから判断したいところです。

最重要:F 450 RRは「400ccクラス」でも普通二輪免許では乗れない

日本の免許区分に注意!

F 450 RRの排気量は420cc。日本の普通自動二輪免許で運転できるのは400cc以下の二輪車です。したがってF 450 RRを日本の公道で運転するには、大型自動二輪免許が必要です。

欧州のA2免許は最高出力などで区分され、日本の普通二輪免許とは別制度です。BMWが欧州でA2対応と案内していても、日本で普通二輪免許で乗れるわけではありません。

わずか20ccの差とはいえ、購入検討時には重要なポイント。普通二輪免許しか持っていない方は、ホンダやカワサキの399ccモデルを選ぶか、大型自動二輪免許へのステップアップが必要になります。

参考:大阪府警:免許の種類と運転できる自動車

Easy Ride ClutchはホンダE-Clutchとどう違う?

F 450 RRには、M SportのInnovation Packageなどで「Easy Ride Clutch(ERC)」が設定されています。発進時などのクラッチレバー操作の負担を軽減する仕組みで、他グレードへのアクセサリー対応も案内されています。ホンダE-Clutchもクラッチ操作を自動制御しますが、制御方式や作動条件、操作感は同一ではありません。

装備名だけで「BMW版E-Clutch」と断定せず、日本導入仕様が確定した際に、対応グレード、発進・停止時の操作、シフトアシスタントとの組み合わせを改めて確認したいところです。

維持費・燃費・価格はどうなる?

BMWが発表した燃料消費量は3.8L/100km。これを換算すると約26.3km/Lで、14Lタンクから単純計算した航続目安は約368km。ただし実際の航続距離は走行条件に左右されます。BMWの海外公式資料では整備間隔10,000kmも案内されていますが、日本の点検制度や販売店の推奨整備とは分けて考える必要があります。

日本向けのメーカー希望小売価格は未発表です。海外価格を為替換算しただけで日本価格を予想するのは、税制・仕様・流通費用の違いがあるため適切ではありません。購入費だけでなく、輸入車としての点検・部品価格や保険料も見積もりで確かめたいですね。

結局どれを選ぶ? こんなライダーに向いていそう

  • BMW F 450 RR:軽量な車体と独自のエンジンフィール、RRデザインを楽しみたい人。大型二輪免許が必要。
  • ホンダ CBR400R FOUR E-Clutch:4気筒のフィーリングとクラッチ操作支援の両方を求める人。
  • カワサキ Ninja ZX-4RR:高回転型4気筒の刺激やサーキット志向を重視する人。
  • ホンダ CBR400R E-Clutch:普段使いとツーリングのバランス、クラッチ操作のしやすさを重視する人。

これは公式スペックに基づく選び方の目安です。足つき、熱さ、ポジション、乗り心地などは体格や使用環境で感じ方が変わるため、試乗できる機会があればぜひ確認したいところです。

まとめ:BMWが仕掛ける「軽量RR」は日本でも注目。ただし免許と価格は要確認

F 450 RRは、直列4気筒勢と最高出力で正面から競うのではなく、420ccの2気筒・177kgの軽さ・電子制御とRRらしい車体設計で違った魅力を打ち出すモデルです。日本国内の導入時期・価格・仕様が未定という点は残りますが、国内メーカーにも新たな刺激を与える存在になりそうです。

個人的には、135度クランクのエンジンフィールがとても気になります。皆さんならBMW F 450 RRと、CBR400R FOUR、Ninja ZX-4RRのどれを選びますか?

参考資料・公式情報

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