【F1 2026 第13戦イタリアGP】モンツァ直前展望|フェラーリ聖地決戦&首位アントネッリ母国戦・日本時間

※画像はF1 2026 第13戦イタリアGP(モンツァ)の雰囲気をイメージしてAIで作成した非公式ビジュアルです。実際のマシンデザイン・カラーリング・スポンサー表示・サーキット景観とは異なる場合があります。大会日程や出場ドライバーなどの最新情報は、F1公式サイト等をご確認ください。

※本記事は2026年8月29日時点のF1、FIA、Pirelli、フジテレビなどの公式情報をもとに作成しています。タイムスケジュール、ドライバーの出場体制、放送・配信予定などは変更される場合があります。特にRed Bull/Racing BullsのイタリアGP出場体制については、前戦オランダGPで負傷者に伴う変更があったため、レース直前の公式発表もご確認ください。

F1を代表する伝統のクラシックレース、「2026 FIA F1世界選手権 第13戦 イタリアグランプリ(Italian GP)」が、2026年9月4日(金)〜6日(日)にイタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・モンツァで開催されます。

「Temple of Speed(速度の殿堂)」として知られるモンツァは、1周5.793kmの約80%をフルスロットルで走るF1屈指の超高速サーキットです。

しかし、2026年のイタリアGPには従来とは違う大きな見どころがあります。

新世代F1マシンでは従来のDRSに代わり、前後ウイングを動かして空気抵抗を減らす「アクティブエアロ」が導入されました。

さらにタイトル争いでは、イタリア出身のアンドレア・キミ・アントネッリがランキング首位のまま母国GPへ。

そしてフェラーリも、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールを擁してティフォシで真紅に染まる聖地モンツァで母国優勝を狙います。

「予選と決勝は日本時間で何時?」
「2026年のモンツァではアクティブエアロがどう効く?」
「フェラーリ、Mercedes、McLaren、Red Bullの勢力図は?」
「角田裕毅はイタリアGPにも出場する?」

この記事では、2026年F1第13戦イタリアGPの日本時間タイムスケジュール、モンツァのコース特徴、2026年型マシンならではの見どころ、最新ランキング、注目チーム・ドライバー、タイヤ戦略、日本国内での視聴方法を整理して解説します。


【一目でわかる】F1 2026 第13戦イタリアGP 日本時間タイムスケジュール

イタリアGP開催時のモンツァは夏時間(CEST)のため、日本との時差は7時間です。

主要セッションの日本時間は以下の予定です。

日程 日本時間 セッション
9月4日(金)
フリー走行日
19:30 〜 20:30 フリー走行1(FP1)
23:00 〜 24:00 フリー走行2(FP2)
9月5日(土)
予選日
19:30 〜 20:30 フリー走行3(FP3)
23:00 〜 24:00 公式予選(Q1/Q2/Q3)
9月6日(日)
決勝日
22:00 〜 決勝レース(53周/306.72km)

※上記は2026年8月29日時点の予定です。天候、赤旗、レース進行などにより変更される場合があります。


1. 「速度の殿堂」モンツァはどんなサーキット?

モンツァ・サーキットは1922年に建設された歴史ある常設サーキットです。

コース全長 5.793km
決勝周回数 53周
決勝距離 306.72km
フルスロットル率 約80%

① 約80%がフルスロットルの超高速コース

モンツァ最大の特徴は、とにかくアクセルを踏んでいる時間が長いことです。

1.1kmほどあるホームストレートをはじめ長い全開区間が続き、F1公式も1周のおよそ80%がフルスロットルになると説明しています。

過去のF1では予選ラップの平均速度が260km/hを超えるほどで、「速度の殿堂」という呼び名にふさわしい超高速レイアウトです。

② 約350km/hから約70km/hへ――第1シケインの急減速

ホームストレートの先に待つ「バリアンテ・デル・レッティフィーロ」は、モンツァ最大級のオーバーテイクポイントです。

F1公式では、ここでマシンが約350km/hから約70km/hまで減速すると紹介されています。

スタート直後には22台が一気に飛び込み、レース中もブレーキングで順位を奪い合う重要地点になります。

③ アスカリとクルヴァ・アルボレートも重要

モンツァはストレートだけのサーキットではありません。

高速で切り返すバリアンテ・アスカリや、最終コーナーのクルヴァ・アルボレート(旧パラボリカ)では、低ダウンフォース仕様でもマシンを安定させる必要があります。

ストレートスピードだけを追い求めるとコーナーでタイムを失うため、最高速とコーナリング安定性の妥協点をどこに置くかがセットアップのポイントになります。


2. 2026年は「極薄ウイング」だけじゃない!アクティブエアロに注目

過去のモンツァでは、空気抵抗を少なくするために非常に薄いリヤウイングを採用する「モンツァ仕様」が名物でした。

2026年も低ダウンフォース・低ドラッグ方向の空力パッケージが重要になる点は変わりません。

しかし、2026年型F1ではさらに「アクティブエアロ」が加わっています。

2026年は従来のDRSが廃止

2026年のF1では従来のDRSに代わり、前後のウイングを連動して動かす新しいアクティブエアロシステムが導入されました。

  • Corner Mode:コーナリング時に必要なダウンフォースを確保する状態
  • Straight Mode:指定された直線区間で前後ウイングの抵抗を減らし、直線速度を高める状態

従来のDRSは前走車とのタイム差など使用条件がありましたが、Straight Modeは所定のアクティベーションゾーンで使用する仕組みです。

長いストレートが連続するモンツァは、2026年型アクティブエアロの効果が非常に分かりやすく現れるサーキットの一つと考えられます。

「誰のマシンが一番速いか」だけでなく、低ドラッグ性能、エネルギーマネジメント、ブレーキング安定性を各チームがどう両立するかにも注目です。


3. 【最新】イタリアGP直前の2026年ドライバーズランキング

前戦オランダGP終了時点で、チャンピオンシップをリードしているのはMercedesのアンドレア・キミ・アントネッリです。

順位 ドライバー チーム ポイント
1 キミ・アントネッリ Mercedes 242
2 ジョージ・ラッセル Mercedes 183
3 ルイス・ハミルトン Ferrari 183
4 ランド・ノリス McLaren 159
5 シャルル・ルクレール Ferrari 155
6 マックス・フェルスタッペン Red Bull Racing 112

※2026年8月23日オランダGP終了時点。

コンストラクターズもMercedesが首位

順位 チーム ポイント
1 Mercedes 425
2 Ferrari 338
3 McLaren 263
4 Red Bull Racing 186

4. イタリアGP最大の注目ポイント

① 選手権首位アントネッリが母国モンツァへ

2026年イタリアGP最大級のストーリーとなるのが、Mercedesのアンドレア・キミ・アントネッリです。

2025年にF1デビューしたアントネッリは、2026年が参戦2年目。

今季は中国、日本、マイアミ、カナダ、モナコ、ベルギーで勝利し、オランダGP終了時点で242ポイントを獲得してランキング首位に立っています。

前戦オランダGPでもランド・ノリスに次ぐ2位に入り、安定して大量得点を積み重ねています。

そんなイタリア人ドライバーが、世界選手権をリードして母国モンツァへ帰ってくる――。

Ferrariとは別の意味で、2026年のモンツァを象徴する存在になりそうです。

② Ferrariはハミルトン&ルクレールで聖地優勝を狙う

もちろんモンツァで最も大きな声援を受けるチームは、スクーデリア・フェラーリです。

2026年はルイス・ハミルトンが183ポイントでランキング3位、シャルル・ルクレールが155ポイントで5位。

コンストラクターズでもFerrariは338ポイントでMercedesに次ぐ2位につけています。

モンツァのスタンドを真紅に染める「ティフォシ」の前で母国優勝を実現できれば、シーズン後半に向けても大きな意味を持つ一戦になります。

特に低ドラッグ性能とブレーキング安定性が要求されるモンツァで、Ferrariの2026年型マシンがMercedesやMcLarenに対してどこまで戦えるかに注目です。

③ McLarenはノリスが2戦連続優勝中

ランキングではMercedesが大きくリードしていますが、直近の勢いで見逃せないのがMcLarenです。

ランド・ノリスはハンガリーGPに続き、前戦オランダGPでも優勝。

オランダGPではアントネッリ、ラッセルを抑えて今季の流れをさらに引き寄せました。

ノリスは159ポイントでランキング4位。チームメイトのオスカー・ピアストリも104ポイントを獲得しています。

そのため、「現在グリッド最速」と断定することはできませんが、直近2戦で結果を出している注目勢力であることは間違いありません。

高速域での空力効率が重要なモンツァで、MercedesやFerrariとの力関係がどう変化するかは大きな見どころです。

④ Red BullはRed Bull Ford時代へ――フェルスタッペンの巻き返し

2026年のRed Bull Racingは、従来のHonda RBPTではなく、Red Bull Ford Powertrainsのパワーユニットを使用しています。

マックス・フェルスタッペンはオランダGP終了時点で112ポイントのランキング6位。

チャンピオンシップではMercedes勢から離されていますが、長いストレートと大きなブレーキングゾーンを持つモンツァで、Red Bull Fordのパワーユニットと低ドラッグ性能がどこまで通用するかに注目です。


5. 角田裕毅はイタリアGPに出場する?

日本のF1ファンにとって気になるのが角田裕毅選手の出場状況です。

2026年の角田選手はRed Bull/Racing Bullsのテスト兼リザーブドライバーを務めており、フル参戦ドライバーではありません。

しかし前戦オランダGPでは、Red Bullのイサック・ハジャーが手首の負傷により欠場。

そのため、

  • Racing Bullsのリアム・ローソンがRed Bullへ
  • 空いたRacing Bullsのシートに角田裕毅が代役として復帰

という特別なドライバー体制となりました。

角田選手はオランダGP決勝を11位で完走し、惜しくもポイント獲得には届きませんでした。

2026年8月29日時点では、イタリアGPの最終的なRed Bull/Racing Bullsの出場体制について、レース直前の公式発表を確認する必要があります。

ハジャーの回復状況によってはドライバー体制が再び動く可能性があるため、角田選手の出場を前提にせず、F1・Red Bull・Racing Bullsの最新情報を確認しましょう。


6. モンツァ予選の名物「トウ」とポジション争い

モンツァの予選で非常に重要なのが、他車の後方について空気抵抗を減らす「トウ(スリップストリーム)」です。

高速ストレートが長いため、前を走るマシンの後方に入れるかどうかでラップタイムに影響する可能性があります。

一方、トウを狙いすぎると、

  • アウトラップで渋滞する
  • 最終アタックへ入るタイミングを逃す
  • 前車との距離が近すぎてコーナーで乱気流の影響を受ける

といったリスクもあります。

特にQ3終盤では、誰の後ろでアタックを始めるか、どのタイミングでコースへ出るかまで含めた駆け引きが見どころになります。


7. 2026年イタリアGPのタイヤはC3・C4・C5

2026年イタリアGPでPirelliが指定しているドライタイヤは、現在のラインアップで最も柔らかい組み合わせとなるC3・C4・C5です。

  • ハード:C3
  • ミディアム:C4
  • ソフト:C5

Pirelliによると、モンツァはピットレーンで失う時間がシーズンの中でも比較的大きいため、各チームはタイヤの性能低下を管理しながらスティントを伸ばし、1ストップでの完走を目指す可能性が高いとされています。

ただし、路面温度が高くなった場合はタイヤのデグラデーションが増え、1ストップが難しくなる可能性もあります。

したがって、単純に「ミディアム→ハード」と決めつけるのではなく、

  • 気温・路面温度
  • 金曜日のロングランデータ
  • スタートタイヤ
  • セーフティカーやVSCのタイミング
  • アンダーカット/オーバーカット

などによって戦略が変化する点にも注目です。


8. 日本国内でF1 2026 イタリアGPを見る方法

2026年は、日本国内におけるF1の放送・配信環境が大きく変わっています。

2026年から2030年まで、フジテレビが日本国内におけるF1の独占放送・配信パートナーとなっています。

フジテレビNEXT ライブ・プレミアム

フジテレビNEXTでは、2026年F1の全グランプリ・全セッションを完全生中継しています。

フリー走行から予選、決勝までテレビを中心に観戦したい人の有力な選択肢です。

FOD F1™プラン

インターネット配信では「FOD F1™プラン」が用意されており、F1のフリー走行・予選・決勝などをライブおよび見逃し配信で視聴できます。

選択するコースによっては、F1公式ストリーミングサービス「F1 TV Pro」「F1 TV Premium」との連携にも対応しています。

F1 TVではオンボード映像、チーム無線、ライブデータなど、通常の中継とは異なる視点でレースを楽しめるのが特徴です。

※FODプレミアム単体では、2026年シーズンのF1全24戦を視聴できません。F1視聴に必要なプラン、料金、対応端末などは契約前にFOD公式サイトをご確認ください。

DAZNでのF1配信には注意

2025年までの情報ではDAZNが日本国内の主要なF1視聴手段として紹介されることがありますが、2026年から日本国内のF1放送・配信体制は変更されています。

過去の記事や検索結果を参考にする場合は、2026年の最新情報かどうかを確認してください。



まとめ:2026年モンツァは「Ferrariの聖地」+「首位アントネッリ母国戦」

2026年F1第13戦イタリアGPは、単なる超高速サーキットでのレースだけではありません。

  • FP1は9月4日(金)19:30〜、予選は9月5日(土)23:00〜
  • 決勝は9月6日(日)22:00スタート予定
  • モンツァは5.793km・53周・306.72km、約80%がフルスロットル
  • 2026年型F1ではStraight Mode/Corner Modeを使うアクティブエアロにも注目
  • 母国イタリアへ帰ってくるアントネッリが242ポイントでランキング首位
  • Ferrariはハミルトン&ルクレールでティフォシの前での勝利を狙う
  • McLarenはノリスが直近2戦を連勝
  • Red Bullは2026年からRed Bull Ford Powertrainsを使用
  • 角田裕毅の出場については直前の公式発表を確認
  • PirelliはC3・C4・C5を指定し、1ストップが有力と予測

「速度の殿堂」を制するのは、選手権をリードするMercedesか。

母国の大声援を受けるFerrariか。

2連勝中のMcLarenか、それともRed Bullが巻き返すのか。

そして、イタリア人ドライバーがチャンピオンシップ首位として挑む2026年のモンツァは、例年以上に特別な一戦となりそうです。

予選のトウ合戦から決勝の超高速ブレーキング、2026年ならではのアクティブエアロとエネルギーマネジメントまで、ぜひ注目して観戦してみてください。

主な参考情報:
Formula 1公式|2026 Italian Grand Prix
Formula 1公式|2026 Drivers' Standings
Formula 1公式|2026 Teams' Standings
FIA公式
Pirelli公式モータースポーツ情報
フジテレビNEXT|2026 FORMULA 1

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