【2026年秋】東紀州のイベント・絶景・味覚ガイド|熊野・尾鷲・御浜・紀宝を巡る

※本記事に掲載している画像は、秋の東紀州や各観光スポットの雰囲気を伝えるためにAIで作成したイメージです。実際の棚田の景観、神社・神事の様子、建造物などとは異なる場合があります。

※本記事は2026年9月3日時点の自治体・観光協会・主催者などの公開情報をもとに作成しています。イベントの日程・時間・会場・出演内容は、天候や主催者の都合により変更または中止される場合があります。お出かけ前に各公式サイトの最新情報をご確認ください。

厳しい夏の暑さが和らぎ、心地よい潮風と澄んだ空気が広がる秋の行楽シーズンがやってきました。

三重県南部に位置する東紀州地域(熊野市・尾鷲市・紀北町・御浜町・紀宝町)は、熊野灘の海と紀伊山地に抱かれ、秋ならではの景観や伝統行事、旬の味覚を楽しめるエリアです。

今回は、2026年9月〜10月に開催される注目の地域イベントをはじめ、地元目線で押さえておきたい観光スポットやドライブ・ツーリング時の注意点をまとめました。秋のお出かけ計画の参考にしてください。

【2026年秋】東紀州の注目イベント一覧

開催日 イベント名 開催地 主な見どころ・注意点
2026年9月12日(土) 丸山千枚田「稲刈りの集い」・稲刈り体験 熊野市紀和町 棚田オーナーなどによる昔ながらの手作業での収穫。一般向け体験は事前申込制で募集終了
2026年9月20日(日) 「みえの一番星」販売会 御浜町・道の駅パーク七里御浜 一定の糖度・酸度基準を満たした超極早生温州みかんを販売。時間は公式発表を要確認
2026年10月2日(金) 花の窟神社 秋季例大祭 熊野市有馬町 約166mの大綱を掛け渡す「お綱かけ神事」
2026年10月3日(土) 尾鷲イタダキ市 尾鷲市・尾鷲魚市場 新鮮な魚介類や干物、地元グルメなどが並ぶ朝市
2026年10月18日(日) 第20回 紀宝みなとフェスティバル 紀宝町・鵜殿港 地元産品の販売、ステージショー、体験企画など
2026年10月18日(日) 阿田和神社 秋の例大祭 御浜町阿田和 豊作・豊漁と地域の平穏を祈る神事、神輿、獅子舞、餅まき

1. 黄金色に輝く棚田「丸山千枚田」の収穫期(熊野市)

1,340枚の小さな水田が幾重にも重なり合う「丸山千枚田」は、日本最大級の規模を誇る棚田です。

春の水鏡や初夏の青田も美しいですが、9月の稲が実る時期には、山肌に広がる棚田が黄金色に近づきます。展望スポットから見渡す景観は、この季節ならではの日本の原風景です。

2026年9月12日(土)には、丸山千枚田オーナーによる「稲刈りの集い」が予定されています。また、同日には事前申込制の一般参加者向け稲刈り体験も案内されましたが、こちらは定員制で、募集はすでに締め切られています。通常の観光・見学とは参加条件が異なるため、当日に訪れれば自由に稲刈りへ参加できる催しではありません。

※稲の色づきや刈り取り状況は、天候や田んぼによって異なります。稲刈り後は黄金色の景観が見られる範囲が少なくなるため、訪問前に丸山千枚田公式サイトの最新情報をご確認ください。

訪問時の注意点・ドライブ情報

  • 道路幅の注意:丸山千枚田へ向かう県道や山道には、道幅が狭い区間があります。対向車とのすれ違いや見通しの悪いカーブに注意し、十分に速度を落として走行しましょう。
  • 駐車時の注意:撮影シーズンやイベント時は周辺が混雑する可能性があります。路上駐車を避け、現地の案内に従ってください。
  • 公共交通:本数が限られるため、バスを利用する場合は往復の時刻を事前に確認しましょう。

2. 太古の祈りに触れる「花の窟神社 秋季例大祭」(熊野市)

『日本書紀』にも記され、日本最古の神社の一つとされる世界遺産・花の窟(はなのいわや)神社。社殿を持たず、高さ約45mの巨岩そのものを御神体として祀っています。

毎年2月2日と10月2日に行われる例大祭の中心となるのが、三重県指定無形民俗文化財の「お綱かけ神事」です。御神体の頂上から境内へ、百尋と呼ばれる約166mの大綱を掛け渡します。古くから受け継がれてきた自然崇拝の姿に触れられる神事です。

見学のポイント

  • 開催時間:2026年10月2日(金)午前10時から秋季例大祭が予定されています。神事の進行や関連行事は変更される場合があるため、直前に公式情報をご確認ください。
  • アクセス:JR熊野市駅から新宮駅方面行きのバスで約4分、「花の窟」下車。車では熊野大泊ICから約10分です。国道42号沿いには道の駅「熊野・花の窟」が隣接しています。
  • 見学時の注意:神事の妨げにならないよう、立入区域や係員の案内に従いましょう。境内に渡された大綱は神聖なものとされるため、またがないよう注意してください。

3. 港町の活気と海の幸「尾鷲イタダキ市」(尾鷲市)

毎月第1土曜日を基本に尾鷲魚市場で開催される朝市「尾鷲イタダキ市」。2026年10月は3日(土)の午前9時から午後1時まで開催予定です。

市場には、新鮮な魚介類や干物、地元の野菜・果物、惣菜、お菓子などが並びます。出店内容や商品の入荷状況は、当日の漁獲や天候などによって変わります。

訪問のポイント

  • 来場時間:商品は出店状況や漁獲状況によって異なり、数に限りがある場合があります。目当ての商品がある場合は、早めの時間帯に訪れると選びやすいでしょう。
  • アクセス:JR尾鷲駅から徒歩約10分、紀勢自動車道・尾鷲北ICから車で約5分。無料駐車場が案内されています。

4. 南紀の秋を彩る地域フェス&伝統祭礼(紀宝町・御浜町)

10月中旬には、三重県最南端エリアでも地域の活気や伝統を感じられる催しが行われます。

  • 第20回 紀宝みなとフェスティバル(10月18日/紀宝町・鵜殿港):2026年は午前9時30分から午後3時まで開催予定です。地元の農産物・海産物などの販売、体験コーナー、ステージショーが予定されています。荒天時は生涯学習センター「まなびの郷」で開催されます。駐車場や臨時シャトルバスなどの詳細は、来場前に紀宝町公式サイトをご確認ください。
  • 阿田和神社 秋の例大祭(10月18日/御浜町阿田和):豊作・豊漁と地域の平穏を祈願する伝統行事です。午前の神事に続き、神輿の練り歩き、獅子舞の奉納、子ども神輿、餅まきなどが予定されています。進行時刻や実施内容は変更される場合があります。

※「紀宝みなとフェスティバル」は、紀宝町公式サイトでは「第20回」、観光三重では「第21回」と案内が分かれています。本記事では主催自治体である紀宝町の表記を優先しています。

5. 秋の味覚&絶景アクティビティ

みかんのまち・御浜町「超極早生・極早生温州みかん」

「年中みかんのとれるまち」として知られる御浜町では、9月になると、一般的な温州みかんより早く収穫される超極早生・極早生品種が旬を迎えます。

9月上旬から短期間出荷される「みえ紀南1号(味一号)」は、超極早生温州みかんに分類されます。青みの残る果皮と、甘み・酸味のさわやかなバランスが特徴です。一方、極早生温州みかんは主に9月下旬から10月末にかけて収穫されます。

2026年9月20日(日)には、一定の糖度・酸度基準を満たしたブランドみかん「みえの一番星」の販売会が、道の駅「パーク七里御浜」正面玄関で開催予定です。販売時間や販売方法などの詳細は、来場前に公式情報をご確認ください。

尾鷲市九鬼町「オハイクルージング」

「オハイブルー」と呼ばれるエメラルドグリーンの海で知られる、尾鷲市九鬼町のオハイ。山道を歩いて向かうトレッキングのほか、九鬼港から船でオハイや周辺の奇岩・入り江を巡る貸切クルージングも実施されています。

クルージングは完全予約制で、所要時間は約90分、最大6名まで。料金の目安は1隻あたり平日2万円、休日2万4,000円です。出航時刻は予約時に相談する方式で、海況や天候によってルート変更・延期・中止となる場合があります。予約前に最新の料金、集合場所、利用条件、キャンセル規定をご確認ください。

6. 秋の東紀州を安全・快適に楽しむポイント

秋の東紀州では、歴史ある神事、棚田の景観、港町の朝市、旬のみかんなど、山と海の魅力を一度に楽しめます。一方、山間部の狭い道路や朝夕の気温差、海上アクティビティの天候判断には注意が必要です。

  • 朝晩の気温差対策:沿岸部の日中は過ごしやすくても、山間部や朝夕は気温が下がることがあります。脱ぎ着しやすい上着を持参しましょう。
  • 雨具と滑りにくい靴:棚田や神社周辺、港では足元がぬれて滑りやすくなる場合があります。天気予報を確認し、歩きやすい靴を選んでください。
  • 移動計画:東紀州はスポット間の距離が長く、山間部では狭い道路もあります。無理に予定を詰め込まず、休憩と移動時間に余裕を持ちましょう。
  • 給油・充電:山間部へ入る前に燃料残量を確認してください。電気自動車や電動バイクは、急速充電器などの場所と利用可能時間も事前に確認しておくと安心です。
  • 二輪車の注意:落ち葉、湿った路面、朝露、路肩の砂利に注意し、カーブ手前で十分に減速しましょう。

ぜひこの秋は、豊かな自然と地域の文化に触れられる東紀州へ出かけてみてはいかがでしょうか。


参考・最新情報の確認先

記事を探す

キーワード検索やカテゴリーから過去の記事を探せます。

さらに古い記事へ順番に移動する場合は、上の「過去の記事」ボタンをご利用ください。