【本日9月23日世界初公開へ】日産「PIXO(ピクソ)」とは?トゥインゴ派生の新型AセグメントEVを速報解説

※画像は日産PIXOをイメージしたAI生成画像です。実際の市販車とはデザイン・仕様が異なる場合があります。

※本記事は2026年9月23日時点で確認できる日産自動車およびRenault Groupの公式発表をもとに作成しています。日産「PIXO(ピクソ)」は2026年9月23日に欧州で正式公開予定ですが、記事作成時点では車両価格、バッテリー容量、航続距離など一部の詳細スペックは正式発表前です。兄弟車「Renault Twingo E-Tech electric」の数値を参考として紹介する場合は、その旨を明記しています。

本日2026年9月23日、日産自動車の新型コンパクト電気自動車(BEV)「PIXO(ピクソ)」が欧州で正式公開される予定です。

PIXOは、日産が欧州のAセグメントへ投入する新しい100%電気自動車。欧州向け新型MICRAよりもさらに小さなクラスに位置し、都市部での日常利用を重視したシティEVとして登場します。

「日本の軽EV『サクラ』とは何が違う?」
「ルノーの新型トゥインゴとの関係は?」
「航続距離や価格はどのくらいになる?」
「日本でも発売される可能性はある?」

今回は、現時点で確認されている公式情報と、兄弟車となるRenault Twingo E-Tech electricの正式スペックを整理しながら、新型PIXOについて分かりやすく速報解説します。


1. 日産「PIXO(ピクソ)」とは?欧州向けAセグメントEV

PIXOは、日産が欧州向けに投入するAセグメントの100%電気自動車です。

日産は2026年9月9日、PIXOという車名を正式発表。欧州で生産し、欧州のユーザー向けに開発されたモデルであり、2026年9月23日に正式公開することを明らかにしています。

日産にとっては、欧州Aセグメントへの本格的な復帰を意味するモデルでもあります。

かつて存在した「PIXO」の車名が復活

「PIXO」という名前を聞いて懐かしく感じる方もいるかもしれません。

初代PIXOは2009年から2013年頃まで欧州市場で販売されていた小型車で、スズキ・アルトをベースとするOEMモデルでした。

今回はその名称が復活し、新世代の100%電気自動車として生まれ変わることになります。


2. 新型PIXOはルノー「Twingo E-Tech electric」の派生モデル

新型PIXOを理解するうえで重要なのが、Renault Groupとの関係です。

Renault Groupは2025年3月、EV関連部門のAmpere(アンペア)がRenault Twingoの派生となるAセグメントEVを日産向けに開発・生産し、車両デザインを日産が担当することを正式に発表しました。

つまりPIXOは、単純なバッジ違いのOEM車というよりも、Twingoの技術基盤を活用しながら日産独自のデザインを与えた兄弟車と考えるのが分かりやすいでしょう。

開発期間とコストを抑えられるメリット

Ampereが開発した既存のEV技術や車両プラットフォームを活用することで、日産側は車体骨格やEVシステムをゼロから開発する必要がなくなります。

Renault Group自身も、Twingoプロジェクトについて開発期間や開発コストの削減を重要なテーマとして掲げており、PIXOでもこうした協業のメリットが生かされると考えられます。


3. PIXOのスペックは?現時点では「Twingo」が重要な参考になる

注意したいのが、PIXO固有のバッテリー容量、モーター出力、航続距離などは記事作成時点では正式発表を確認できていないという点です。

ただし、ベースとなるRenault Twingo E-Tech electricについては、すでに詳細な仕様が公式発表されています。

項目 日産 PIXO Renault Twingo E-Tech electric
カテゴリー AセグメントEV AセグメントEV
開発 Ampere/日産 Renault/Ampere
バッテリー 正式発表待ち 27.5kWh LFP
最高出力 正式発表待ち 60kW(82ps)
航続距離 正式発表待ち 最大263km(WLTP)
欧州価格 正式発表待ち 19,490ユーロ〜

※Twingo E-Tech electricの数値はRenault公式発表によるものです。PIXOが同一のバッテリー・モーター・航続距離を採用するとは限りません。

27.5kWh・263km級なら都市型EVとして十分実用的

もしPIXOにもTwingoと近いパワートレインが採用された場合、27.5kWhという比較的小さなバッテリーながら、WLTPモードで260km前後の航続距離を確保する可能性があります。

大型バッテリーを搭載して長距離性能を追求するのではなく、車両価格や重量、電費とのバランスを重視した「都市部の日常移動に適したEV」という考え方です。


4. 「2万ユーロ以下のEV」になる?価格は正式発表待ち

PIXOについて注目されているのが価格です。

兄弟車となるTwingo E-Tech electricは、欧州で19,490ユーロからという価格が設定されています。

そのためPIXOについても「2万ユーロ前後のエントリーEVになるのではないか」と海外メディアを中心に報じられています。

ただし、PIXOの正式な車両価格については日産の公式発表を確認してから判断する必要があります。

グレード構成や各国の税制、EV購入支援制度によって実際の購入価格も変わるため、「19,500ユーロ」と現時点で断定するのは避けた方がよいでしょう。


5. 日産サクラとの違いは?似ているようで役割は異なる

日本のユーザーから見ると、PIXOと最も比較したくなる日産EVが軽EV「サクラ」でしょう。

どちらも都市部や日常利用を重視したコンパクトEVですが、その成り立ちは大きく異なります。

項目 日産 PIXO 日産 サクラ
市場 欧州中心 日本
カテゴリー Aセグメント乗用車 軽自動車
乗車定員 正式発表待ち 4名
バッテリー 正式発表待ち 20kWh
一充電走行距離 正式発表待ち 180km(WLTC)
主な用途 欧州都市部の日常移動 日本国内の街乗り・通勤・送迎

PIXOは欧州の道路環境や安全基準を前提としたAセグメント車、一方のサクラは日本独自の軽自動車規格を最大限活用したEVです。

同じ「小さな日産EV」であっても、単純なライバルというより、それぞれの地域に最適化された日常型EVと見るのが適切でしょう。


6. 日本発売の可能性は?現時点では発表なし

日本のユーザーにとって最も気になるのが、「PIXOは日本でも発売されるのか?」という点でしょう。

現時点で、日産からPIXOの日本導入についての正式発表はありません。

日産はPIXOについて、欧州で生産し、欧州のドライバー向けに開発したAセグメントEVと説明しています。

さらに日本には、軽自動車規格による税制や維持費のメリットを活かせるサクラがすでに存在します。

そのためPIXOがそのまま日本導入されるかどうかは未知数です。

一方で、軽自動車よりひと回り大きなボディと普通車としての走行性能を持つコンパクトEVには一定のニーズも考えられるため、今後の日産のグローバルEV戦略にも注目です。



まとめ:PIXOは「手頃な都市型EV」という日産の新しい選択肢

2026年9月23日に正式公開予定の日産「PIXO(ピクソ)」。

  • 日産が欧州Aセグメントへ投入する新型100%電気自動車
  • Renault Group/AmpereがTwingo派生車として開発・生産
  • 車両デザインは日産が担当
  • 欧州で生産し、欧州向けに展開
  • 価格・バッテリー・航続距離などPIXO固有の詳細スペックは正式発表待ち

兄弟車Twingo E-Tech electricが27.5kWhのLFPバッテリー、最高出力60kW(82ps)、WLTP最大263km、19,490ユーロ〜という実用性と価格のバランスを重視した構成となっていることから、PIXOも「巨大なバッテリーを積んだ高価なEV」とは異なる方向性になる可能性があります。

都市部で使いやすく、購入しやすい「等身大のEV」としてどのような仕上がりになるのか、正式発表に注目です。

主な参考情報:
日産自動車公式企業情報「EV? Easy!」/Renault Group公式発表「Renault Group and Nissan announce new strategic projects」/Renault「Twingo E-Tech electric」公式発表ほか。PIXO固有の仕様については、2026年9月23日の正式発表後に更新予定です。

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